4月30日 はるばる来ました! 四国・剣山。
奥深い山中へのアクセス、名前とは似つかぬ穏やかの表情を見せる山頂でした。
4月30日 はるばる来ました! 四国・剣山。
奥深い山中へのアクセス、名前とは似つかぬ穏やかの表情を見せる山頂でした。
今年の百名山ピークハンティングの開始である。 四国の百名山、2座が目標。
連休前半の四国の天気予報は、29日 晴れ#58942;→曇#58943;・雷雨#58944;#58946;、 30日 晴れ#58942;。 最初に難関の石鎚山をクリアしてから剣山に抜かう予定であったが、 好天が登山の大前提である石鎚山を30日にして、まず徳島の剣山を登りことにしました。
前日は途中 実家で一泊し #58974;名神高速道から中国自動車道、阪神高速道を通り 神戸淡路鳴門道で四国入り。 ナビの通りに進路をとるものの 馴染みのないこのあたりのルートは複雑です。
途中淡路SAで休憩。 登山口見ノ越までのアクセスは時間がかかるし、翌日午後からは天気が崩れる予報。 午前中に登り終えたい。 剣山観光案内所の紹介で見ノ越の民宿を予約した。 連休なので予約がとれるか懸念したが、十分に空いているようでした。
鳴門海峡を抜け徳島に入り、徳島道で美馬から入るつもりが 標識を見落としたのか? 徳島市街に入ってしまいナビの示す438号線を進むこととなる。 見ノ越まで約60KMであるが2時間以上かかりそうである。 神山温泉を過ぎると車幅は狭くなり一車線、 未舗装部分も多く グニャグニャとしたワインディングの険しい登りが続く。
行けど行けど険しい山峡の道、 奥深さが感じられます。 標高は1,400Mを越え ガスっています。 トンネルを抜けると見ノ越にでました。
登山口の見ノ越へはどこから入っても山間のくねくねとした細い険しい道をドライブしなくてはならない。 それほど奥深い山域のなかに剣山はあります。
予約した民宿”まつうら”は剣山神社の前。 この日は宿泊客が少ないようで、私が一番風呂でした。 夕食を戴いて早々と就寝。#59137;
翌早朝は晴れ#58942;。 7:40 登山口である剣神社の階段を上っていく。
剣神社で参拝し、簡易宿泊所を右に入ると尾根にでます。 見下ろせば見ノ越は交差点、 徳島、美馬、三好の3方向から道路が交わっています。
リフト下のトンネルをくぐります。 トンネルの先はずっと尾根を右に巻いてブナ・ミズナラの樹間を登っていきます。
リフトを使えば約40分くらいショートカット出来て30分くらいで山頂に出ます。 乗りませんよ!
西島神社に近づくと低木帯となり視界が開け、朝もやですが祖谷方面の山々が望めます。
登山道の先にはリフトの終点駅、 西島神社。 尾根の先には剣山山頂が見えますが 少しガスがかかっているようです。
右へコースをとると大剣神社ですが、山頂にガスがかかりはじめていますので最短ルート、 神社の鳥居をくぐって尾根コースへでます。
刀掛の松。 刀の代わりにストックでも掛けます。
ここからも大剣神社への分岐あり、トラバース出来ます。 まだ山頂には雲がかかっていない。 急ごう!
雪が残っています。
今年は例年に比べて融雪が早いようです。 前日4月29日が山開き。
木屋平方面、 前日はこの峡谷の車道を上がってきました。 アクセスが大変です。
剣山本宮、 頂上ヒュッテ(左)との間にある階段を上がれば山頂への道。
平家ノ馬場を横断する木道を進みます。 やっぱりガスっていた。
剣山山頂。 真ん中に一等三角点があります。
日本百名山 剣山(太郎ギュウ)標高1,955M +1, 4月30日 09:08
剣山をベストアングルで見れる次郎ギュウ1,930M迄脚を延ばそうと思っていましたが、 ガスっているし午後からは天候が悪化し 雨・雷雨の予報。 同宿で山頂に早くついた神戸からの青年も 「これじゃ、次郎ギュウへ登っても見れませんね。 もうしばらく様子を見て下ります。」 上空太陽が時たまうっすらと見えるが、NG。 一ノ森を巡って岩場のある行者コースを下ることにした。
平家ノ馬場を横断し山頂ヒュッテから振り返ると 少しガスが薄くなっているようだ。
一の森への縦走路です。 尾根伝いで気持ちが良さそうです。
二の森に向かう稜線から 振り返えると次郎ギュウ(左)、 どっしりした山容。 右は剣山の山頂。 スッキリと晴れてます。 もう少し踏みとどまっていれば。。。。
一の森からの登山者に会いました。 「一ノ森から西島神社への下山道は通行禁止で引き返しました。」#59122; 百名山を二巡しない限り もう再び訪れる機会は多分ない?だろうから しばらくここからの眺めを楽しみます。
頂上ヒュッテ経由しか下山ルートはありませんので、 引き返します。 そしてもう一度剣山の三角点に向かった。
山頂でもう一度、撮り直し。 やっぱり晴れると印象は異なります。
ササ尾根の向こうは次郎ギュウです。 もう11時なんで下山開始。 帰路は大剣神社ルートで下ります。 (神戸の青年は次郎ギュウまで登って 鞍部の峠から下ったそうです。)
大剣神社の御神体。
「天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶ」ここは縁結びの神社? このあたりはパワースポットでもあるのようです。
神社の90M下ったところには 日本名水百選の剣山御神水(つるぎさんおしきみず)が湧いているというので 下りてみたが、水は湧いていなかった。 淀んでいて表面にはゴミが浮いていたので、賞味するのは止めておきました。 真夏、秋なら枯れることはあるがまだ5月初旬、 山頂も近い。 本当に地下水が湧いているのだろうか? 雨が降ったあとしか湧いてないかもしれない。 唯一水場マークがあるが 御神水で給水は期待しない方がよいでしょう。
西島神社へのトラバース道から往路の道を下り、11:55 見ノ越に戻った。
泊った宿で昼食をとり次のターゲット、四国最高峰 石鎚山に向かった。
四国八十八ヶ所 お遍路さんをよく見かけた。 山道 アップダウンが多い霊場への巡礼は大変、 ご苦労様。。
私には、 次の山 4つの急峻なクサリと天狗岳へのナイフリッジが待っている。