4月22日、 大菩薩嶺へ。 今年はじめての百名山。
*親不知の頭からの大菩薩峠と介山荘
今回は、上日川峠~石丸峠~大菩薩峠、三つの峠をつないで大菩薩嶺へ登ってきました。
4月22日、 大菩薩嶺へ。 今年はじめての百名山。
*親不知の頭からの大菩薩峠と介山荘
今回は、上日川峠~石丸峠~大菩薩峠、三つの峠をつないで大菩薩嶺へ登ってきました。
7時前に自宅を出発、山へ行くには遅出です。
中央道大月インターでおりて甲州街道(国道20号線)へ、 笹子トンネルを抜け景徳院入口三叉路を北へ、 218号線を上日川峠へ。 高速道路を下りてから距離があります。 沿道の支線(林道)を下見をしながら・・
峠に到着したのは9時半。 ロッジ長兵衛前の第一駐車場はほぼ一杯。 残っていた1台分にすべり込みセーフ。(すぐそばにもう1ッ箇所駐車場があります、そこはガラ空きでした。)
今回は石丸峠~熊沢山~大菩薩嶺~雷岩のルートで大菩薩嶺に向かうことにした。 10:00
途中、クマ出没注意の掲示がある。 ・・・・石丸峠の先は「熊沢山」だ。 クマ鈴をON。
石丸峠登山口への途中、沢で渓流釣りの方がいました。 まだ釣れてないないとのこと、どうか Good Luckを!
林道へ出ます。 ここが石丸峠への登山口。
登山道をちょっと登ると、 大菩薩湖と富士山。
バッチリ、クリアに見えます!
樹間の見通しもよく、 富士を横目に見ながらの尾根歩きは悪くない。
峠に近づくと小金沢山、 右に富士山。
甲府盆地の向こうには南アルプスの山なみ。
右から、 甲斐駒、鳳凰山、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖岳。 仙丈ケ岳だけは視認出来ず。
ここからは日本の高峰TOP3(富士山、北岳、間ノ岳)が眺められます。
11:30 石丸峠。 ここは大菩薩山塊の交差点、南は小金沢山~滝子山へ続く大菩薩連嶺への縦走路。
東は松姫峠・小菅村へ続く牛ノ寝通り縦走路。
私は熊沢山を抜けて、大菩薩峠へ。
介山荘が見えてきました。 ここまでは、人の往来がない静かな歩き。
11:55~12:20 大菩薩峠、 ここでカップヌードル休憩。
急にガスって、眺望も霞んできました。 右には奥秩父の山なみも見えますが、アングルに入りきれません。
東は小菅川源流域。 2ヵ月ほど前 残雪の山道で大苦戦した悪夢が甦る。(笑) もうほとんど雪はないようである。
賽の河原から
雷岩へ。 ここはいつもカラマツ尾根からの風の吹く抜けが強いところ。
北側の樹林帯をほんのちょっと登ると、
12:05~12:10 大菩薩嶺 標高2,057M。
山頂は木々に囲まれ展望視界度、 0°/360° まったく視界なし。 見上げるは空。
いつも思う、百名山ピークハンティングでなければ、この山頂にきてもなんの感慨もない。
日本百名山の中で、もっとも視界の悪い山頂です。 深田久弥さんも無理してこんな展望の悪い峰をハンティングポイントにしたのは大エラー。 『この連嶺の最高峰である「嶺」という字は「とうげ」と読まれて、以前は大菩薩嶺とは大菩薩峠を指す名称であったらしいが、今はその名は最高峰に移されて・・・ 』 と日本百名山に書いておきながら、主体性がなく罪深いと思うのは私だけではないと思います。
ついでに、 大菩薩嶺の次に展望の悪いNO.2は皇海山(スカイサン)である。 とても高貴な名前の百名山。 庚申山から鋸越えルートは素晴らしいが、山頂の見通しは利かない。 かろうじて奥白根山が樹間からチラリのみ。 救いは不動沢コルを挟んで対面にある鋸山、切り立った1,998M山頂からの眺望の素晴らしさ。 これから皇海山を目指される方は不動沢から皇海山をピストンして帰らないんで、是非 銀山平~庚申山、鋸11峰越えでトライして下さい。 帰りは六林班峠のヤブ漕ぎを楽しんでください。 きっとメモリアルな山行になると思います。 マイカーの底を擦ることもありません。(笑)
唐松尾根を下って日川峠へ、 長兵衛ロッジが見えてきました。 14:10
登山口10時と遅出ですが、昼食休憩含め約4時間にしては程々に楽しむことが出来ました。
ロッジにはこんなMENUがありました。 私はピンバッジコレクターではありませんので不要です。(笑)
連休は人気のない山をいくつか登ってきましたが、追ってアップ致します。