これは↑ 三番目の大滝です。
月が替わっても梅雨のシーズン。 遠出は無理にしても山の空気は吸いたいんで午後奥多摩へ出かけることにしました。
夕刻までに帰宅したいんで、てっとり早く車で山奥へいけるところ。 涼しそうな沢沿いということで最も近い奥多摩・海沢渓谷へ。
鳩ノ巣~奥多摩町まで多摩川南岸道路が出来たんで、少し便利になりました。 海沢(うなさわ)から海沢谷を遡る海沢林道へ入りアメリカキャンプ村を通過。 途中から未舗装のダートの道になります。 海沢園地で駐車。
古びた東屋があります。 海沢三滝の入口、そして大岳山海沢ルートの入口です。
三ツ釜の滝。 落差は約13M。
ネジレ滝。 暗いんでスローシャッター。
ハイキングコースになってますが、 ここから上はハシゴ、岩場、ロープ場もあるんで登山靴と手袋は必要です。
大滝。 写真では表現できませんが、ここが一番の落差20Mのある滝のようです。
大岳山への登山道分岐は確認できました。 道もはっきりしているようです。
この日はここまで、 海沢園地へ戻ります。 三滝めぐりは約1時間半。
沢沿いですが、この日は下界でも30度以上。 風も抜けない沢なんで蒸し暑くサウナ、新陳代謝を促すにはいいですが・・・(笑)
とにかく暑い! やっぱり標高2千Mを超える稜線に行くか、水に浸かるかですね。
三ツ釜の滝では5名ほどのシャワークライマーが滝下りをしてました。 涼しそうですが、「キャー、怖い~ 」という声!
滝つぼの飛び込んで楽しんでいるようです。!(^^)!
この春に、スマホ端末TORQUE を買いました。 通話用でなくデータ・GPS端末としてです。
山登りを再開した時 i-PodにGPSを装着してナビとして使っていましたが、iOSがアップグレードされてGPSアプリが起動しなくなってしましました。 代わりに平行輸入品のGarmin eTrex20 を購入。 GPSとしては正確で堅牢さが売りですが、画面が小さく地図も見難いのがマイナスポイント。
GPS専用端末を物色したが、Garminも含め4インチ程の画面のものはない。 ということで、防水GPS付スマホを物色した。
数か月前たまたまA通販で発見、TORQUEという国内メーカー製のAndroid OSを搭載したSIMロックフリーのスマートフォンが叩き売りされているのをクリック。 法人向けに9万8千円で売られていたようですが、旧モデルなんで価格は2万円ちょっと、ほぼ底値に近い値段で買えました。 コストは安いんですが、パーフォーマンスは?
防水・防塵・耐衝撃、耐温度、耐日射、耐塩水、耐湿度・・・仕様で工事現場用、 また米国防省調達基準に準拠した製品。 堅牢性が売り物でアウトドアでの使用環境、山スマホ+GPS端末としてぴったりです。 スペアバッテリーとバットマンタイプのシリコンジャケットを合わせて購入。 通話は現在のドコモのガラケーで十分なんで、データ通信専用のドコモ系シムをそのまま使います。 デザリング(モバイル用モデムのような)機能もありますので、タブレットも使えます。 料金も月3GBまで使用でき千円以下と、コスパは十分。 毎月、スマホに1万円もかけられません。
山ナビ用のアプリはGeographica。 山と高原地図は入れてありますが、地域ごとに有料データを購入しなければならないし、縮尺倍率も限られています。 Geographicaではルート(トラック)を取り込んで、さらに周辺を含めて国土地理院の地図を任意の倍率で端末に取り込むことが出来ます。 端末本体にはストアレージスペース(保存領域)が限られますので、マイクロシムカードに保存されるよう設定しておきます。 こうすれば、オフライン(データ通信をOFF)でも取り込んだ地図上で現在地が確認でき、トラック(歩いた軌跡)が記録できます。 Gトラバースのヨーキ君もTORQUEを使っているようです。
TORQUEを数か月間使ってみましたが、GPS精度はGarminと同等それ以上。 地図も見やすく完璧です。 電池切れの可能性もありますので、複数日に及ぶ山行の場合にはスペアバッテリーと充電池を携行。 念のためペーパーの地図をザックにいれておきます。
やはり道迷いが一番心配です。 百名山やポピュラーな山であれば往来が頻繁だし、道もわかりやすいんですが バリエーションや破線ルート、往来の少ない山ではGPSは必要です。
悪天候だと方角を見誤ることもあります。 トリッキーな地形やルートもあります。 木を見て森を見ず!
たどり着いたところは崖っぷち! こんなはずではなかった! なんてこともあります。
道迷いは山歩きだけではありません。 今の日本が進んでいるゴールがどこなのか、ベクトルがどこを向いているのか。 違和感を感じたらそれは何か、 深層にあるものは何か、 よ~く見透して判断したいものです。