登山口である大峠では、富士山が見えたんですが・・・ 2016-08-NR
前日の天気予報、山間部の天気は正午前に悪化するという予報だったが 日中は天気だった。 この日の天気も同様の予報だったが、こんなこともあり外れるだろうというインスピレーションと勝手な皮算用。
前日夕方山梨県の林道管理する事務所確認したが、同日に「台風9号*の影響による大雨での規制」は解除されたとのこと。 大峠まで通行可能であることが分った。〔 *山行日は記事の日付の前の週です。〕
中央道大月ICをでて国道20号線、そして真木小金沢林道を大峠へ向かう。 林道を上がっていくが雲に覆われている。 ところが標高が上がるのに伴って、雲が薄くなり明るくなる。
標高1,580Mの大峠に到着。(大峠より北へ向かう林道にはゲートで閉ざされて通行は出来ません。)
峠からはトップの写真のように、富士山が見えた。
大峠は雁ヶ原摺山への登山口であるとともに、小金沢連嶺縦走路へアクセスできる。
この日は、大峠から小金沢連嶺の主稜線へ、そこから北上し牛奥雁ヶ原摺山(ウシオクガンガハラスリヤマ、最も長い名前の山らしい。) へピストン、 天気がもちそうなら更に小金沢山まで脚を伸ばすつもりである。 牛奥までのコースタイムは2時間40分と午前中には下山は可能、小金沢山までは更に+45分。 天気次第である。
支度をしているとガスってきたが、上空はところどころ青空も見えたんでなんとか天気はもつと期待。 7時前(6:55)に大峠を出発。
道路の左側にある登山道を進みます。 この日は私以外に登山者はいないようです。 通られてない?のか、クモの巣が多いんです。
黒岳へ向かう尾根に上がると上空は薄明るい。 このまま標高を稼げば、雲が切れるではないかと期待を抱かせる。
ところが、ところどころ小雨がパラつく。 レインウエア上着を着け、ザックカバーもつけるが・・
主稜線に出る。 右手(北側)は牛奥雁ヶ原摺山、小金沢山。 まず左手(南)にある黒岳に向かいます。
08:20 黒岳 海抜1,987.5M に到着。 大峠からの標高差は410Mくらいなのに、海抜1,987.5Mなんて表記されているとなんとなく気恥ずかしい。 (笑)
黒岳って名前の山は少なくとも、この大菩薩連嶺の黒岳を含め14~15くらいあるようです。 有名なのは大雪山系東端の黒岳1,984M、北アルプスの黒岳(通称水晶岳)2,986M、御坂山系の黒岳1,793M。 たまたまですがこの3山は登頂済みでした。
黒岳から再び三叉路に戻り、牛奥・小金沢山へ向かう稜線を進みます。 ところが、稜線を下りかけると急に雨が強くなってきました。 標高2千M近い稜線なんですが、厚い雲に覆われています。
前日夜の山間部のスポット予測では12時から曇り時々雨の表示だったが、午前の早い段階でこの状態だと天気が回復することはないだろう。 今回はハズレです。 (笑)
ここで撤退。 大峠へ戻ります。 あきらめはいいです。(笑)
三叉路から大峠へ下る尾根、標高が下がるほど雨が強くなってきます。
峠の西にある東屋(避難場所?)で 雨宿り休憩。 一見雨はやみそうにありませんでしたが、東屋を出て駐車場に戻ると雨はさっとやみました。 上空には部分的にうっすらと青空が時折見えます。
中途半端な山行に終りました。 (笑) まあ、こんなこともあります。 秋になったら、また来ましょう。