アライテントのスーパーライトツェルト1、上記① 実測値も280gでした。 カタログの設営サイズは間口90×奥行200×高さ90cm。 収納時のサイズは実測で 10cmX15cmX5cmとコンパクトです。
ちなみに、 ビバーク用には
① アライスーパーツェルト1: 280g ② グランドシート(フライシートとしても使えます)・ジュラルミンペグ10本・張り綱: 600g 合わせて 880g
避難小屋用(あるいは寝具のない小屋)には
③ 寝袋: 665g ④ エアマット: 300g 合わせて 965g
寝具の無い山小屋、例えば 幌尻山荘、飯豊・切合小屋や光岳・光小屋に泊まる場合には ③+④。 すべて持参するとなると 1,845g 約2kgの重量。 ザックは40Lサイズが必要でしょうがそんな大きいザックはありません。 ふだん背負うのは22Lか28Lのザックです。
寝具と食事のない幌尻岳山行へは30Lのザックに詰め込みました。 ③、④+ヒートシート、さらに自炊用具と6食分携行しなければなりませんので(実測はしませんでしたが)最低12~15kg位にだったと思います。 渓流シューズはザックに収納できず外付けでした。 渓流遡行なのでヘルメットもあった方がいいです。(携行せず)
本来はツェルト持参が望ましいんですが、① ② を追加するとさらに重くなる。 普段からテント泊をされている方は約15KG位は背負ってらっしゃるので問題ないですが、非力な私には過酷な重さです。幌尻の深い沢遡行で重いザックでバランスを崩したらドボンです。 万が一という時に備えてツェルトを持参するべきであるが、背負うザックは軽い方が快適で事故のリスクは低減されるという視点は見逃せないと思います。
最近の寝袋はコンパクト、とは云っても収納するには手間取るし嵩張る。 ZORのエアマットは優れもの、エアを入れなくとも敷くだけでも寒さを遮断。 しかもコンパクト径11cmX18cm。 ウレタンのマットもキャンプ用に買いましたが携行するには嵩張るので車中泊用シートとして使用、快適です。
ツェルトを買ったものの、グランドシートを含めると重く嵩張る。 今まで登った山の中で携行した方がいい山は、百名山では奥只見の平ヶ岳、東大雪のトムラウシ、庚申山荘からの皇海山、屋久島宮之浦岳くらいと思います。 これは事前にコースを調べ、自分の能力とスタイルを考えて取捨選択するしかない。 やはり距離が長く小屋も往来も少ないコースこそツェルトが必要になりそうです。 また夏シーズンで天気が良い日、簡易テントとして使うのもいいかもしれません。 そういえば、ブログで平ヶ岳や皇海山でツェルトを張られていたのを拝見したことがありますね。
オリンピックは、何のために、誰のためにやっているのか という視点からはなれて商業化してしまいお金まみれ。 TOKYO 2020 なにか歪んじゃってますね。
こんな現状で "Athlete First" なんて白々しい。 アスリートだけのためにオリンピックをやっているわけではない。 いい施設を造ってほしいと簡単にいうアスリートやOBには落胆、「あんたもう出なくていい!」 と云いたい。 「僕たちは与えられたところで頑張るしかない。」 と謙虚に云うアスリートもいる。 そんな選手は応援したい。 それがフェアプレーであり、オリンピズムである。
2~3兆円と簡単に云うが、いったい誰のお金。 国や都のお金じゃなく、もともとは必死に働いた国民、必死に稼いだ企業のものです。 こんな TOKYO 2020 は要りません。 競技だけなら、ワールドカップや世界選手権で十分。
オリンピック主催機関と関係者、スポーツ関係団体、アスリートは以下五輪憲章を読み返してほしい。 利権に群がるゼネコン、組織団体、スポーツ団体のためにあるのではない。 権益亡者と老害がはびこって蝕んでいる。
オリンピックの目標は、「あらゆる場でスポーツを人間の調和のとれた発育に役立てることにある。」 またその目的は、「人間の尊厳を保つことに重きを置く平和な社会の確立を奨励することにある。 いかなる差別をも伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピック精神に基づいて行なわれるスポーツを通して青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくることに貢献することにある。」