昨年末の記事です。 12月下旬 中央高速道・中津川で途中下車
馬篭宿に向かいます。 少し時間があったんで、寄ってみることにしました。
馬篭宿は中山道69ある宿場のうちで43番目の宿場町、 江戸からは80里半(約330KM)。 東海道よりも距離が長く遠回りであるが、川を渡ったり海を船で渡るところがあり危険を伴ったので京都と江戸を行き来する姫君たちは中山道を選んだと云われる。
馬篭宿は尾根に沿った石畳の坂道に沿って数十の旅籠が連ねていましたが、今は大半が茶房、お土産屋、食堂になっています。 駐車場から展望台までの1KM弱の距離を往復。 以下写真を掲載しておきます。
駐車場(A-2)方向から撮ってあります。 馬篭宿入口の交差点、左に入っていきます。
江戸へ八十里半、京へ五十二里半。 逆のA-1方向から馬篭宿の碑を撮ったもの。
石畳の坂道を登っていきます。 振り返ると恵那山が見えます。(トップの写真)
水車小屋。
但馬屋さん、 今は民宿になっているようです。
馬篭茶屋さん。 右が民宿とお土産、左が料理屋。 ここにも水車、 郵便ポストもレトロ。
石畳の坂道が続きます。 この通りはなぜかスッキリしている。
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電柱・電線もアンテナも見当たりません。 地下に埋設されているのか、裏通りに配線されているのか? 地震国でなければ地中に埋設するのが景観上は良いですね。
この先に島崎藤村記念館がありますが、時間がないのでスキップ。
喫茶かっぺ。 お蕎麦屋さんも多いです。
宿場の一番上の旅籠。 ここも但馬屋さん。
展望広場からの恵那山。 こんな眺めはいいんですが・・・・
展望広場というんで、坂道に沿った宿場町を見下ろせると期待したんですが、これはNG。
中央アルプス最南端の2千メートル峰、恵那山。 日本百名山、残雪の5月初旬登りました。
坂道を下って・・戻ります。
中井筒屋、 ここもお蕎麦屋さん。
丸北野屋さん、 お土産屋。
右は藤村記念館。
往路と同じ場所ですが、アングルを変えて撮ってみました。
清水屋さん。
坂の家からの見晴らし。
馬篭宿の入口近くにあるお店ですが閉まっていました。
三連休にもかかわらずそれほどの人出もありませんでしたが、ここもアジア系観光客が多い。 騒々しく声を張り上げる、横列で中央を歩く、ゴミは平然と捨てる、つばを吐く と一部海外観光客のマナーの欠如が目立ちます。
基本的な常識という観点から考えれば”すべきでないこと”は概ね判断できるはずであるが、彼らは不適切なことをしているという自覚がない? 罪悪感を感じていない? ・・・ どこか屈折していますね。(かつての日本人観光客の一部もその類であったかもしれませんが、性質が少し異なるように感じます。) 近隣国ほど友好的でなければならないと思いますが、マナーの欠如に呆れさせられ残念です。
駐車場からの山里の風景。 のどかでいいですね。 時間があれば馬篭宿から妻篭宿までの山道ウォーキングコースがあるんで、ゆっくりと歩くことも出来ます。
今頃は陽がおちるのが早いんで次の目的地に向かいます。
再び中央道中津川ICで入線~辰野ICで下り、辰野・横川渓谷にある「かやぶきの館」へ 。 この日の宿です。
翌日は霧訪山登山http://jetstream777.blog.so-net.ne.jp/2016-12-26-1となりました。