奥多摩駅から東日原へ。 バス停近くの駐車場に停めます。(オープンな駐車場ですが、料金は5百円。)
身支度していてバリ地図(吉備人出版の登山詳細図)がないことに気がついた。 迂闊!
日原鍾乳洞から破線のハンギョウ尾根を登るつもりであったが、やむなく以前登ったヨコスズ尾根登山道を辿ることにした。 備えなしでは挑めない、安全第一とする。
7:15に登山口を出発。 日原の標高は620Mなので三ッドッケまでの標高差は約950M、標準コースタイムは2:45である。
途中民家の方が、一杯水へ行く途中に痩せたところがあるから気をつけてくださいとの助言あり。
いきなり急登があります。 深い杉林に木漏れ日が差し込むが見通しはほとんどない道を登っていきます。
中日原からの西コースとの合流ポイント上の道標まで急登が続く。 標高960M。
尾根コースとはいっても、標高1,250MにあるNHKのアンテナまでは新緑の樹林に被われて見透しはなく爽快とは云えない。
滝入ノ峰直下のアンテナのあるポイントに出ると東側の展望が開けます。 倉沢見通尾根(バリエーションルート)と合流。 気温も早朝から上がり続けているが、ここまで約1:15くらいで悪いペースではない。
ここからヨコスズ山までは尾根の東側をトラバースしていくルートですが、助言戴いた通り沢側に深く切れ込んだところで一部痩せているところがあるので要注意です。
鞍部にくると風が西から東へ抜けて爽快です。
尾根の西側に登山道が刻まれてます。
一杯水避難小屋が見えてきました。
小屋の右脇から尾根を直登。 20分程で・・・」
三ッドッケ山頂、別名天目山。 背後は奥武蔵方面。 9:53 意外に時間がかかってしまった。
仙元尾根、 その奥の山脈は有間山稜、 さらに奥武蔵縦走路主脈。
右手は長沢背稜、蕎麦粒山へ。
川苔山、 本仁田山、 大岳山、 御前山 と奥多摩東部の山々が眺められます。
そして石尾根。 石尾根を眺めるベストポジション?
日本一のお山。 眺めるにはいい山です。
雲取山、 白岩山、 酉谷山 と 長沢背稜の峰々。 タワ尾根、ハンギョウ尾根も見えます。
雲取山をズームアップ。 右肩奥に見える山は次のターゲット、地味な山ですが・・・
奥秩父の秘境にありコースタイムは11時間と長くて遠い、日帰り出来るのか?
見納めて下山します。 11:05
帰りは一杯水をまわって下ります。
…ところが本当に一杯水。 一滴一滴、一杯になるまで時間がかかりそう。
水場としてはあてにならないです。
一杯水避難小屋の内部、綺麗に清掃されているようです。 でも、水場が一杯水ではちょっと・・
タチツボスミレ?
新緑がまぶしく、爽やかです。
これは?
ライトグリーンの樹林帯、こんな新緑の頃がいいですね。
分岐からは西コースで下りますが、やはり急な下り坂です。
日原集落の道沿いにはいろんな花が咲いてます。
13:10 駐車場へ戻る。
駐車場からは日原の集落、鷹ノ巣山へ続く岩村岩尾根も見えます。