6月3日 #58942;#58943;
また、奥秩父です。 青梅街道(411号線)で柳沢峠へ。
9時半過ぎですが、峠の駐車場は登山者・ハイカーの車で満車。国道の路肩もいっぱいでした。
駐車場の前にある林道を進んでみました。 路肩に停められるようなところもなく、そのまま1.5KM位先の所に車が3~4台くらい停められる路肩に駐車。
スマホのGPSアプリでチェックしてみると、峠より直線距離で1KM、標高は100M程高い。
今更下りたくない。 地図をダウンロードすると、直ぐ近くから柳沢の頭に続く破線のルート表示あり。
昭文社地図には表示されていないルートですが、ショートカット出来そうです。
ここが柳沢の頭への取りつきポイント、間違いなし。
お~、ちゃんと木道があります。 行けるではないか。!(^^)!
西に巻いていく道からは、いきなりこんな大サービス。 でも、道は荒れてます。
案の定、ヤブ。 もっと背丈の高い密度のあるヤブも出てきます。 幸いにも10分程で突破。
尾根筋にでるとヤブはおしまい。(下山時に撮った写真です。)
私が駐車した林道は竹森林道という名前のようです。 柳沢峠からの一般登山道との合流点。
柳沢の頭も近い。
柳沢の頭からは、丁度いいアングルに視界が開け富士山とヤマツツジのコラボ。
次のピークに向かいます。
沿道にはヤマツツジ(レンゲツツジ)が咲き競っています。
この白い花を咲かせる木はなんでしょうね?
台地にでるとミツバツツジ、そして富士山。
林道からの道にはミツバツツジの散った花が多くあったんで、もう終わったかなと思いましたが・・
ここは満開です。
ここがハンゼノ頭。 三窪高原のセンター、そして展望台です。
三脚を固定、望遠ズームを付けた一眼で撮っている方が4~5人。 展望台の端にびっしり陣取って邪魔。
酷いのは山頂標識の近くで三脚を固定、アングルを変えてしか道標は撮れません。
高級機材で撮るんだから、ここは自分たちの場所だと思っているんでしょうか。
山の山頂は固定的に占領してはいけない。 また、本当のプロはふつうの展望台からは撮りませんよね。
仕方ないんで、横から斜面に下って撮りますが,ツツジが真近に撮れます。
彼らは斜面まで下りてきません。
ヤマツツジが日に映えて眩しい。 ちょうど見頃です。
ほぼ全方位開けて眺望もよい、
写真の左は白根三山、右は仙丈岳と鳳凰山。 南アルプスもほぼ見えます。
南は大菩薩、富士山、甲府盆地、南アルプス、奥秩父、奥多摩西部とほぼ全方位見れますが、
山頂の展望図の表記がおかしい? 帰って調べましたが、やはりズレていた。
東は飛龍山、前飛龍の後ろに雲取山~小雲取山~石尾根~七ッ石山。 西から見る雲取を見る機会はなかなかない。
北東には 唐松尾山、そして前週に登った七ッ石尾根からリンノ峰、西仙波、東仙波が遠望。(写真の右奥) 特徴ある笹のなかの稜線なんでよくわかります。 自分が歩いたところは遠くから見てもなんとなくわかる、これも山歩きの楽しみです。
ミツバツツジ、まだまだ見れます。
更に北へ進みます。
途中展望が開けた場所から甲府盆地を見下ろします。 背後は富士山を囲むように三ッ峠山から毛無山まで。
笠取林道と分岐する板橋峠まで向かいます。
いたるところヤマツツジ。 三窪高原だけでも10万株ほどのヤマツツジが群生していると云われます。
6月下旬まで見れるとのことですので、まだ見れます。
電波塔を過ぎ、尾根を下っていくと防火帯。
左奥に見えるのは甲武信ヶ岳のような気がしますが、右のどっしりした山は?
防火帯からは、南アルプスが一望。 聖岳から甲斐駒ヶ岳まで、南アルプスの百名山のうち光岳をのぞく9座が見れます。
パノラマ風景も見れた! ここで折り返すことにしました。
ほんと、ヤマツツジが見事です。
ハンゼノ頭を下る途中からの大菩薩嶺と連嶺もくっきりと見れました。
新緑から深緑へ, 季節は移っていきますね。