奥多摩の日の出山へトレーニング。
- 山歩き
車で一時間ちょっとで御嶽につく。
駐車場所に戻ってくる利便性から日の出山に登ることにした。御嶽駅南の高峰北尾根から登って日の出山北尾根を下るというプラン。 高峰北尾根は下ったことはありますが、逆に上りは初めてです。
御嶽橋を渡った南の無料駐車場(5台くらいしか停められません)は一杯なんで西にある有料駐車場に停める。
神社(熊野神社)の南から取り付くように詳細地図に示されているが神社が見つからない。
見過ごしたところはないかともう一度同じところに戻って・・ もう少し奥に行ったら神社があった。
そこから左に巻いて尾根を登っていくのだが、踏み跡があちこちあるがすぐ消えている。
前回下ったところはこんなところではなかった。結局明確な跡は見つからず。
一旦下って沢側に進んでみた。
ブロックの小屋(タンク?)の横に道があった。
バリ地図の線がずれている。(自宅に帰って、他の地図をみたら小屋から回り込むように表示されていた。)
高峰・日の出山への道標があった。 踏み跡が希薄でこころもとない。
少し登ると丸木の階段がありほっとするのもつかの間、踏み跡が散り散りとなり消失。
木々をかき分けて行けそうなところを探すが、トゲだらけで痛い。半袖のシャツは失敗だった。
まわりは低草木のブッシュでいっぱい。
私の脚力・体力ではこれ以上登り続けるのは傷だらけになり、消耗するだけだ。
4年前高峰から下った時の記憶を呼び起こす。 樹林帯からブッシュに下り立ち往生、樹林帯に戻って巻きながら下ったことを・・・・ 上から見た視界と下りから見た視界はかなり異なります。
とにかく左の樹林帯へ真横に真っ直ぐ進む、この方が楽。
正解であった。道はないがこの程度なら登れる。
(踏み跡が希薄になったところですぐ樹林帯にトラバースすべきでした。)
無理に尾根に上がることせず、尾根に沿ってトラバースしながら尾根の中央に登ることにしました。
何となく、かすかな踏み跡がある。
バリルートの場合、一見尾根の方が不安感は少ないが、急斜面でなければ沢筋から下ったり登ったりした方がいい場合がある。 最近コメント欄で「プロ」のアドバイス戴いたのも思い出しました。
やはりバリは奥が深い、難しいと感じさせられました。 まわりを見て臨機応変な判断をしなければと痛感、またひとつ学びました。
尾根の稜線が近づいてきた。 もう少しでエスケープ出来そう。
途中西側からの道と合流。 ようやく尾根に出ました。
西側が開かれ御嶽の街並み、北は高水三山が視界に入ります。
ここでトゲ傷をアルコール液が入ったウェットティッシュで消毒。 ヒリヒリと沁みる。 あ~情けない!
明瞭な道だったんで、きっと尾根の西側には伐採地との境界にバリ道があるような気がします。
ここからはひたすら尾根の中央部を登っていくだけです。 道はないがマーカーがあり、尾根が道です。
今回の失敗はバリ地図のルートを鵜呑みにしたこと。 前回下ったルートの逆、御嶽橋を渡った東側の駐車場わきの道を登って沢沿いに進み伐採地と樹林帯の間を詰めるべきでした。 季節によって変わる。
高峰からは一般道、ここからはアップダウンをしながら日の出山へ。
日の出山山頂からの大岳山。 日の出山北尾根を下る予定でしたが取りつきで時間と気力を消耗して、もう14時半近く。
空もどんよりと暗く、小雨も降るかもしれない。 新しい靴のフィット感もつかめたので、御嶽山からケーブルで下ることにしました。 この日歩いたのは7.5KM。トレーニングにはイマイチだが、またひとつ経験しました。
これは戴いたモノですが、テントや避難小屋での宿泊時或いは車中泊にはとても役に立ちそうなグッズです。
solar puff と呼ばれるライト。 ソラーで充電しLEDで発光するエコなライトです。
折り畳み式で小型軽量、日中8時間ほどザックにつけて充電したり、車のダッシュボードに置いておけば(三段階切り替えで)夜間6時間~12時間(取説によると)ほどLEDが点灯します。 ヘッドライトの電池切れや車内照明によるバッテリー上がりの心配もなく、アウトドアで役に立ちます。
ここ2ヵ月ほど車中泊での夜間照明用として使っていますが、エコで明るく安心感があります。 点灯時間に関しては一晩2時間くらいしか使ってませんので、どれだけ長く持つかはわかりませんが2~3時間ほど点灯すればそれだけで十分と思います。