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梅雨の合間を縫って北海道へと旅行をプランしましたが今年は本州は梅雨もそれほどなく、6月後半は沖縄や北海道の天気が良くないようでした。 10日間予報ではまあまあの天気でしたが、直前になって予報は#58943;#58944;#58943;#58944;になってしまいました。 宿・レンタカーは2日前まで取り消し・変更出来ますが、マイル特典航空券なんで簡単に先延ばし出来ず予定通り出発。
予定を入れ替えて、着いた翌日は#58944;でも見られる旭山動物園へ。
旭川市街から東にある旭山の丘陵地にあり、この地形もこの動物園固有の見せ方に役立っているようです。
場所柄、なんといっても寒冷地の動物がハイライト。
まず、ペンギン。 いきなり水槽のトンネル。 頭上をペンギンが悠々と泳いでいます。
単なるトンネルだけでなく回廊になって、違うアングルからも見学できます。
ペンギンの餌付けタイム。
ホッキョクグマ。 上の写真の右側にドーム状の透明カプセルがありますね。
そのカプセルの内側からのぞくと、クマが間近に接近。 これもアイデア。
からだはでっかいですが、可愛いです。
何回も愛想をふりまいてくれます。(笑) サービス精神たっぷり。
レッサーパンダ。 これもまた可愛い!
見学路の上に架けられた吊り橋を行き来してます。 頭上の吊り橋と見学路の間には網もフェンスもまったくありません。
ここで、レッサーパンダが吊橋から下りたり、逃げたりしないのかという疑問ですが・・
木登りが得意で高いところが好き。 知らない人がいる、自分の縄張り以外には行きたくない。大人になると飛んだりといった思い切った行動をしない。。。。と説明書きがありました。
こういった習性を把握したうえで動物との隔たり感のない「行動展示」は単にフェンス越しに見る他の動物園とはことなり、見ていても楽しく面白い! !(^^)!
他にもオラウータン舎には舎の間の頭上をロープで結んであり、オラウータンも同様に見学者の頭上を飛び回るそうです。(今回はタイミング悪く見れませんでしたが) この動物園にはいろんなアイデアと工夫があります。
アザラシと至近距離、ここも円筒形のチューブを上下に行き来して楽しませてくれます。
子供のアザラシ。 癒されます。
ピーコック。 ちょうど羽を広げてくれました。 鷹やフクロウ等の鳥類も展示されています。
その他 オオカミ、トラ、ヒョウ。 ヒグマもいます。 やはり人気の場所は、ペンギン、ホッキョクグマ、アザラシといって寒冷地に住む動物舎です。
十数年前NHKの「プロジェクトX」という番組で、入場者も少なく低迷した旭山動物園が再生に向けてチャレンジする様が取り上げられた。 従来にはないいろんな工夫をして新しい見せる「行動展示」。 偶然その番組をみて目にし今回実際に訪れたのですが、北海道ー旭川という地方都市で、驚異的な集客力を誇るわけと秘訣がありました。上野動物園のようにパンダのような強力な客寄せもないのに大健闘、ただここ数年の入場者は下り坂ですが更なるチャレンジが続くと思います。 また、公営であるため儲けすぎは出来ないので、民営化して拡大への再投資ができるように仕組みを変えていくべきという意見もあるようです。そういった活性化のための規制緩和は必要でしょう。
地方創生というのは、お金をばら撒いたり、誘致することだけでは長続きしない。 また、特権(利権)を与えることだけでは腐敗する。 特区の不透明性を疑われると、特区をどんどん増やせばいいではないかという短絡したすり替えにはあきれるばかりである。 日本の総人口は減少し、地方都市はシャッターが下ろされた店がどんどん増えていく。 お金と特権をあてにしていては再活はあり得ない。 一千兆円という天文的な数字の財政赤字がある。 お金はどこから出るの? 誰のお金?
旭山動物園のような新しい取り組み、工夫、チャレンジが重要だとおもうんですが。。。。
美瑛の丘陵地。
初日は美瑛駅前の道の駅に隣接したホテルに宿泊。 道端にはルピナスの花やハーブが咲き乱れています。
夕刻、美瑛駅前からの美瑛岳と十勝岳。