* * * * * * * * * *
奥秩父の三峰神社、一度はは行ってみたいと思っていました。 たまたまトレッキングの番組を見て興味を抱きました、そしてのんびりと秋山を楽しむにはちょうどいい場所と時期です。 天気も良く Let's Go!
ナビで調べてみると東京から三峰神社は距離以上に時間がかかることがわかりました。ここはアクセスが問題で、多分週末の日中なら都内から4時間くらいはかかるでしょう。
所沢街道から299号線で峠越えして秩父~140号線で秩父湖へ、更に三峰線を標高差約600M登って三峰神社下駐車場まで走行することになります。何年か前、早朝に140号線で小鹿野の両神山登山口に向かいましたが朝なのに大型車の走行が多く思ったより時間がかかりました。距離的には大回りになりますが、一番早いのは関越道ルート。花園ICで下りて秩父~三峰に向かいました。(都内の方なら、関越自動車道を使った方が間違いなく早いでしょう。)
自宅を5時に出発し、三峰神社駐車場には7時半に到着。約2時間半と時間がかかりました。交通機関を使うと西武池袋線~西武秩父、秩父駅から一番バスでも神社到着は9:45です。
駐車場からビジターセンターへの道に上がると樹間から二瀬尾根と渓谷の紅葉が垣間見えます。チョット気温は低めで風がありますが、山歩き日和のお天気。
奥の宮への参道への鳥居、ここに登山届用紙とボックスがあります。 雲取山への登山道でもあります。でっかい杉の木に囲まれ日差しも少なく厳かな雰囲気。
杉が林立した巨木の森を歩いていきます。 射し込む陽が明るく爽やか。
二番目の鳥居が妙法ヶ岳(奥の宮)への参道=’山道’。真っ直ぐ進む道は霧藻ヶ峰、雲取山方面に向かいます。
尾根の北側を巻いて登っていくと三番目の鳥居と東屋。 鳥居を進むとご覧のような尾根道になります。
4番目の鳥居、ここを過ぎると少し険しくなります。ここからは登山靴でないと危うい。
切り立ったところに木道。 ちょっと神秘的な光景です。トレッキング番組でこのルート紹介されてましたが、昔このあたりに狼が生息していたという伝説の場所。
手すりもありますが、古くてぐらぐらしてます。参拝客よりも登山者好みのルートです。
最後の階段、かなり急登なステップなのでクサリもついてます。階段を登り切ると山頂です。
妙法ヶ岳山頂=三峰神社の「奥の宮」 標高1,329M。オオカミ(お犬様)がここの眷属。
和名倉山と南北の尾根(仙波尾根、二瀬尾根)が近くに見えます。
奥秩父の百名山5座のうちのひとつ両神山、右の尾根越しには多分 浅間山かな?
南へ続く稜線上には霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山から飛龍山。予想外にいい展望!
三峰登山道分岐に向かいます。
分岐のある炭焼平には炭窯跡。ここから霧藻ヶ峰へ。
地蔵峠にでます。ここからもうすぐ。
霧藻ヶ峰。ここに来られた秩父宮両殿下のレリーフが岩壁に刻んであります。
霧藻ヶ峰休憩所、標高1,523M。西から北の展望が開けた展望ポイントです。小屋の管理人さんによると避難小屋としての役割もあり、いざという時には泊まれるそうです。
和名倉山、甲州側の仙波尾根~秩父湖に下る二瀬尾根の堂々たる山容が圧巻。
北面の展望も素晴らしく、両神山、上州の山々のパノラマ。 見下ろせば歩いてきた登山道、右には妙法ヶ岳が見えます。
この日の休憩所には小屋番の方が滞在、霧藻ヶ峰からの展望の素晴らしさを教えて戴きました。二瀬尾根からの和名倉山の登り方等々、冬の空気が澄んだ朝には北海道まで見える?とのこと。ここから雲取山までは約4時間くらいかかるとのことですので三峰神社から雲取山までは約6時間、途中アップダウンもあるのでピストンでの日帰りはキツい・・日照時間の長い季節でないと無理でしょうね。来年6月ごろにチャレンジ し て み よ う か な。
続く・・・・・