前の記事からの続き: 三峰神社は巨木の森に囲まれ神秘的、パワースポットもあり。ちょうど紅葉も真っ盛り、はっとする燃えるような紅葉に遇しました。
*三峰神社駐車場上からの霧藻ヶ峰・白岩山
*秩父湖へ下る三峰線沿道の紅葉
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霧藻ヶ峰から三峰神社へ戻ります。
ちょっと風がありますが、雲もなくすっきりした青空です。 登山道はほとんど落葉してますが、明るく爽快な気分で歩けます。妙法ヶ岳の三の鳥居からの細い岩稜をのぞけばとても歩きやすい道です。ただし落ち葉の下に隠れた木の根っこには要注意。
標高を下げるにつれ、紅葉、黄葉の彩りが楽しめます。
モミジかカエデか? 区別はないようです。
三峰神社の大鳥居をくぐり境内に入ると杉の大木に囲まれた参道、何となく空気が一変します。「三峰」とは妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の3山を指します。
随身門を通り、三峰神社本殿でお参り。
三峯神社は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)がこの国の平和と人々の幸せを祈り、国生みの神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりです。お使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)はオオカミです。日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められたと伝えます。境内には日本武尊の銅像やオオカミの石像が多くあります。
三峰山に生息したオオカミ=「お犬様」がこの神社の眷属。来年は戌年なので、新年の初詣参拝客がどっと増えそうです。 秩父、奥武蔵や奥多摩にはオオカミやお犬様が厄除けとして崇められています。奥武蔵御岳神社同様に、愛犬と一緒に参拝できる神社でもあります。
境内は杉の巨木の森に囲まれ荘厳な佇まいです。 三峰神社は関東で最強のパワースポットで人気沸騰のようです。 心身の浄化だけでなく、気力や体力アップのパワースポットと云われ、拝殿横(右側)の杉の大木「御神木」に深呼吸してふれるとパワーアップ、元気になると云われています。 左の大木は縁結びの木、我が家にはもう無縁です。(笑) ただただ、平穏無事元気であればと願います。
遥拝殿(ようはいでん)からの妙法ヶ岳。
ここは単なる絶景スポットではなく、妙法ヶ丘の山頂にある“奥社”(奥の宮)を参拝するための神聖な場所です。
ズームアップ、真ん中やや右のピークに奥の宮がかすかに見える? 奥の宮まで行けない方はここでお参りしましょう。 妙法ヶ岳まで往復約2時間かかります(ハイキングシューズ程度は必要)が、ここなら神社本殿から5分で奥の宮を参拝できます。
大鳥居前の真っ赤な紅葉。
背景の山は左から霧藻ヶ峰、白岩山、雲取山。
朝方は登山者の車だけでしたが、午後には参拝者の車でほぼいっぱいです(平日です)。三峰神社のパワーを求めて多くの参拝者が来られます。特に毎月1日にのみ入手できる超レアな白い「気」のお守りを求めて混雑、駐車待ちの車が列をなすそうです。東京から距離が近いのに時間がかかるというアクセスの悪さがありますが、近辺の山を含めまた来たくなりそうですね。
軒下にまだ吊るされたばかり干し柿。
紅葉とススキ、秋の深まりを感じさせます。
三峰神社で気を高めパワーアップできたかな? 雲取山を眺め・・・こちらからも登ってみたい!!!
秩父湖へ下る三峰線の紅葉。
はっとする見事な鮮やかさなんで、車を停めてシャッターを押してみました。