この週も奥多摩、鷹ノ巣山へ。
- 山歩き
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鷹ノ巣山、前回登ったのは今年の1月でした。比較的楽に短時間で登れて、南面の尾根、眺望がいい山といったら奥多摩では鷹ノ巣山・浅間尾根コース。今回が8回目となります。
いつも通り奥多摩湖の峰谷橋から峰谷へ、奥沢林道に入り奥集落に向かいます。
峰谷からの登山道と合流。コーナーでは減速、注意して走行すれば大丈夫です。
奥集落の入口、ここまで全区間舗装されています。 ここを左に入ります。
ここから先は未舗装、ダートですがゆっくり行けば普通乗用車や軽自動車でももんだいありません。わずか百メーターくらいです。昔のSUNNYと軽トラックが道端に廃棄されてます。写真のように左に回り込み、右に上がっていけば登山口。4~5台くらいは停められます(谷側に縦列で停めること)。私の経験では、週末でも停められなかったことはありません。左の稜線が浅間尾根です。
この日も週末の土曜日。到着は8時過ぎ、私が最初ですが直ぐにMTバイクの2名の方が到着し早々と出発。
ここが登山口。(下山時に撮った写真)この地点の標高は約920M、鷹ノ巣山頂が1,737Mなんで山稜までの標高差は約800M。 距離(水平移動)は約4.3KM。峰谷・奥集落は奥多摩最大のクマ生息地、冬眠に入る時期なので気をつける必要あります。
少し登ると眼下には奥集落、奥沢を挟んでノボリ尾根の稜線が望めます。
浅間尾根の末端に向かって登ります。
ここが浅間尾根の取りつきポイント浅間神社、ここから登らさせて戴きます。
しばらくは林間の急登が続きます。標高1,100Mあたり。かもしかを見かけました。この尾根にはサルも多くいます。クマは多分沢沿い?尾根にはいないことを願います。
標高1,200M近くになると、樹間から富士山が見えてきます。
急登を登り切ると、尾根の幅が狭くなり、比較的フラットな稜線にでます。石尾根も見えてきました。
標高1,300Mあたりでは、原木がいっぱい置かれキノコの栽培がされてるようです。
シートが被せられた原木の横には運搬用のモノレールが新たに設置されていました。ということは奥沢林道まで続いているのかな?・・・ということは歩くルートもあるのか?
爽快な尾根歩きが続きます。大菩薩連嶺や冠雪の南アルプスの峰も遠望できます。こんな快適なコースですが、往来はほとんどありません。交通機関でのアクセスがよくないんでしょう。
避難小屋を経由して、石尾根から山頂へ向かいます。
途中の尾根からは富士山がみえますが、東方面から雲が出てきました。山頂では見えなくなるかもしれないので、ここでONE SHOT。
鷹ノ巣山山頂。石碑になってしまいましたが以前のように木製のほうが味があります。
ランチ休憩しますが、めちゃくちゃ寒い!山頂の展望もなし。案の定、雲に覆われて日差しが遮られてしまいました。おにぎりとカップラーメンで腹ごしらえ。暖かいお茶を入れて体を温めます。 隣に居合わせた方も浅間尾根から登られました。前週は日原から稲村尾根をピストンされたとのこと、浅間尾根は稲村尾根と比べると労力は半分以下とのこと。私は「今回が8回目ですがすべて浅間尾根」、楽なコースばかりです。(笑)
鷹ノ巣山避難小屋前の石尾根。トイレがあり、近くに水場もあります。ここから再び浅間尾根を下ります。
キノコ栽培の原木が置いてある標高1,330M地点に戻ってきました。
モノレールの軌道があります。新設されたばかりなので地図には乗ってませんが、奥沢(奥入沢)林道まで続いているはずです。まだ時間が午後1時過ぎ、時間があるのでここを下ってみることにしました。
少し下リ始めたところから振り返って撮ってみました。おもったより急勾配。#59124;
標となる赤テープは軌道に沿ってつけられていますが上部は踏み跡、段差もなく木があるところにつかまって下りて行きます。
途中から伐採された木材が堰堤となっていますので、足がかりができほっとします。
この枝尾根の勾配計算をしてみましたが、平均斜度は32度。
森林再生間伐事業の掲示あり。植樹しすぎたのか、密生樹林なのか。
林道が見えてきました。
モノレールの台車が置いてありました。ピカピカのNEWです。この地点の標高は約1,000Mなんで、このモノレールは標高差300M余を昇降することになります。急登なんで自力で登ったら約1時間はかかるでしょう。乗せてくれないですかね。(笑)
奥沢(奥入沢)林道を奥集落の登山口へ下ります。
いつもの奥集落ののどかな眺めはかわらず。
何回か歩いていると様子もだんだんわかってきます。落葉した樹林も見透しがよくなるシーズンなんで、バリエーションも少しはトライしてみようかと思います。
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