12月9日 山梨御坂山塊にある釈迦ヶ岳へ、今回で5回目。
- 山歩き
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冬になると富士山が綺麗に見えてきます。遠くから眺めるのもいいし、真近に見る富士もいいです。
私のお気に入りに場所は御坂山塊にある標高1,641Mの釈迦ヶ岳です。絶好?絶景のポジション。しかも登山口から最短コースをとると1時間半くらいで、手軽に山登りが楽しめる山。東京からですと薄暗い早朝から出かけなくとも十分日帰りが出来ます。登山口近くにはすずらんの群生地もありもあり5月下旬から6月上旬が見ごろと云われています。バス便は少なく、マイカーでのアクセスになります。
東京から高速道路を使えば、登山口のある上芦川(笛吹市芦川町)までは2時間くらいで着くでしょう。そこから水ヶ沢林道を入ります。上芦川の集落を抜ける道は狭いので若彦トンネル近くの道から入ること。(甲府側からより河口湖側からのほうがアクセスしやすいと思います。)
水ヶ沢林道は舗装路ですが、標高が高いので冬になると雪は融けませんので路面は積雪。多分2月末くらいまでは雪は残ったままでしょう。スタッドレスタイヤを装着してますので難なく走行できますが、ノーマルタイヤでは難しいと思います。
すずらん群生地駐車場に停めて、10時40分に出発。
百メートルほど林道を歩くと北側に釈迦ヶ岳登山口があります。日差しが差し込む明るい樺林を尾根に向かって登っていきます。
20分ほどで日向坂峠から釈迦ヶ岳への稜線に合流します。樹林のあいだからは甲府盆地や奥秩父のやまなみが見えます。
稜線を西へ進み、15分ほどで府駒山に着きます。
府駒山山頂から、釈迦ヶ岳が見えます(トップの写真)が途中アップダウンを繰り返し釈迦ヶ岳へ。
釈迦ヶ岳山頂直下から視界が開けます。
釈迦ヶ岳山頂。12時50分ちょっと前に到着。
黒岳からの稜線越しには富士山がどっかり。正午を過ぎていますので、幾分か靄がかかってますが登山口から1時間ちょっとでこの絶景? 外輪山越しに眺める富士も絵になります。
尖った山頂なので、360度開けたパノラマ展望。西は南アルプス、光岳、聖岳、赤石岳~鳳凰山、甲斐駒ケ岳まで見えます。
ズームアップします。 白根三山と塩見岳。
八ヶ岳から奥秩父の山々。金峰山、国師ヶ岳、甲武信ヶ岳 ・・・・澄んだ時は南アと八ヶ岳の間に穂高・槍ヶ岳まで視認できます。
麓は甲府盆地、眼下にはリニアの実験線も見えます。
奥多摩~大菩薩連嶺。
黒岳、その奥は三つ峠山から本社ヶ丸。黒岳が御坂山塊の盟主ですが、展望は南面だけで展望はお奨めできません。
釈迦ヶ岳からの富士を見納めて下山します。 破風山から新道峠、さらに大石峠~鬼ヶ岳まで続く稜線は外輪山。富士山の外輪山巡りもいいかもしれませんね。
落葉した明るい樺林を下る登山道は気持ちがいい。55分ほどで登山口に下れます。往復2時間~2時間半くらいの歩行時間ですが、眺めのいい超お得コース。釈迦ヶ岳山頂直下の岩場以外は歩きやすく、危険なところもありません。
河口湖畔からの富士山。どこから眺めてもいいですね。
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