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東峰からもう一方の西峰に向かいます。
カラマツ林の尾根を西峰へ、ここは歩きやすく爽快です。
西峰が見えてきました。簡易アイゼンはつけっぱなしです。
西峰、守屋山山頂に到着。東峰よりパノラマ感は広がり、幾分霞が薄らいでいるようです。東峰からは北東と南西方向の視界が良くない、ここ西峰は北ア側の展望が樹林で遮られます。両方のピークを登ってバランスよく見られます。こんな山が近くにある地元の登山愛好家は幸せですね。
西峰は中央アルプス北部主峰を眺めるベストポジションだと思います。
木曽駒ヶ岳、中岳、宝剣岳、檜尾岳をズームアップ。
中央アルプス北端の独立峰、経ヶ岳。右の白い山は木曽御嶽山。
経ヶ岳、二百名山のひとつ。昨年夏の登りましたが、たまたま真夏日でガスって展望は曖昧。長い樹林帯の尾根沿い歩きはバテバテ、山頂は全方位樹木に囲まれて見透しなし。もう二度と登りたくないと思いましたが、遠望すると一見スッキリした尾根に見えます。騙されてはいけません。(笑) でも、花を楽しむなら意外にいい山です。
木曽御嶽山、噴火災害からもう3年半経ちました。合掌・・・・・・・
入山規制の山はどれも名峰で残念。日本列島は7年前から活動期に入ってしまって不安定、大噴火、巨大地震がいつ起こっても不思議でない不気味さを感じます。
乗鞍岳。3千メータークラスはやはり雪で一杯です。
ご覧のとおり西峰からの北アルプス展望は樹林が邪魔、撮るなら東峰からどうぞ。
北面は諏訪湖を眼下に、高ボッチ山から南八ケ岳までの大パノラマをコンデジで撮ってみました。PCモードでこの写真をクリックして戴けると別画面で拡大されます。
左奥は後立山、諏訪湖の背後、高ボッチ山~霧ケ峰まで。イマイチすっきり感がないのでHDRモードで撮影してみました。(上と下の写真)
蓼科山~八ヶ岳、網笠山まで一望。
登山者が相次いで登ってきます。この山は地元の方が何回も登られる山のようです。気軽に大展望が楽しめるからなんでしょう。地元の方曰く、「県外から来られる登山者の大半は杖突峠からのようですが、武石コースや松尾峠からのルートがお奨めです。」いいことを聞きました。また、「今年の中信の山は雪が少ない。」とのことですが、美ヶ原や霧ケ峰の山頂でも雪があまりないようです。美ヶ原、高ボッチ山、霧ケ峰は3月後半から4月初旬に来たことがありますが、過去のブログの写真を見比べるとずっと少ないことに気づきます。
諏訪湖と背後の鉢伏山、美ヶ原をズームアップ。パソコン画面、オリジナル(24Mpx)100%で見てみましたが、山頂部はTV鉄塔群やホテルまで識別できます。山頂部の雪は目立たないです。やはり、雪は少なかったのか、早く融けたのか。
諏訪湖の「御神渡り」が2月上旬に出現、5年ぶりとのニュースがありました。諏訪湖が全面凍結するほど寒かった今年ですが、地元の方が仰るようにまわりの山の雪は少ない。
霧ケ峰、車山のドームまで識別出来ます。ドームの右、ゲレンデ部分の雪は認識できますがそれ以外はあまり雪はないようです。右奥の山は浅間山と外輪山の黒斑山、南面は雪が少ないですね。中信の山に限っては、どうやら雪は少ないようで、5月連休あたりで登れる山が増えそうですね。
北横岳、網笠山、茶臼岳。 北横と茶臼岳の間にある坪庭からロープウェイ下駅へ下るゲレンデの雪が見えます。
南八ヶ岳、横岳と阿弥陀岳(赤岳は背後?阿弥陀山頂の左)。下の尾根の稜線は守屋山東峰、標識と登山者がかすかに見えます。
南アルプス、北岳と仙丈ヶ岳をズームアップ。3千メーター級はまだ春は遠い、雪が一杯です。
久しぶりにパノラマ展望を満喫出来ました。名峰を眺めてリフレッシュ、いい「喝」となればいいんですが。(笑)
東峰の守屋神社奥宮で安全登山を祈願し下山。
久しぶりに心洗われる一日でした。
***追記: 3月16日に書いた記事です
* * * 3月25日朝、我が家の近くの公園の桜、一部は開花してますがまだ蕾もあり。