* * * * * * * * * * * *
今年の冬は例年になく寒い冬と云われました。山には雪も多く、一部の気象予報士の予測では融雪は例年より10日~2週間ほど遅い。特に朝方の冷え込みは厳しかったように思います。今冬は積雪の多い山は避け、近場のゆる歩きがほとんどです。そろそろ「喝」を入れないと。
今週は天気もよく穏やかな天気。久しぶりに遠出、諏訪まで出かけました。「山登り魂?」を目覚めさせるには日本の山を見渡せる真ん中がいい、中信濃。美ヶ原、鉢伏山はまだ雪が多そうです、入笠山、霧訪山もいいんですが、一番バランスよく見渡せるのは守屋山。登山口はR152杖突街道沿い、諏訪と伊那を結ぶ幹線道路で通行規制も余程のことがない限りありません。
杖突峠を越えて晴ヶ峰へ分岐する支線の反対側(西)に登山口駐車場があります。8時過ぎに到着。前回訪れたのは2016年11月ですが、登山口駐車場にはソーラー発電施設工事用のプレハブと重機がおいてあり、駐車スペースは限られていましたが一番乗りで問題なし。 隣接地には太陽光発電のソーラーパネルがぎっしり、「メガソーラー晴ヶ峰」という発電施設。さらに山の中腹にもソーラーパネル設置工事中のようです。
発電効率は火力発電が約40%、原子力発電が約30%、太陽光発電は10%~40%と云われてます。太陽光発電は設置場所、季節、気候に左右され安定的な供給に不安があるとのこと。それぞれにメリット、デメリットがありますが火力、原子力は資源に頼らなければならないし地球環境にもよくないし、リスクを含むと高いコストになる。これからは技術革新を重ねて太陽光・風力といった自然エネルギーを活用した発電効率を高めて、比率を高めていくことが望まれるでしょう。
登山口を8時半過ぎに出発。登山口の標高は約1,250Mで山頂までの標高差は400Mもなく楽です。登りは林道に合流するまで上りが続きます。
林道からは守屋山の東峰?か前山らしき頂が見えます。登山道には雪が残っていると思ったんですがまったくなし。
登山道は林道からキャンプ場に向かいます。このあたりからは雪が残っています。
急登が続きます。雪が残っているところは登山道、最近の陽気で融雪、再凍結を繰り返してアイスバーン化して滑ります。ガマンできず、4本爪のモンベル製簡易アイゼンを素早く取りつけます。キャンプ場から取りつけるべきでした。(逆にもう少し雪があった方が歩きやすい。下山時は融雪してドロドロ。)
平日ならではの静かな歩き、山頂への稜線でようやく一組と1名の方に会いました。杖突峠からではなく、武石コースから登られたようです。
樹間からは北アルプスが見えます。少し霞がかってすっきり感は期待できないのかな? 展望の山なんでガスってしまえば登る価値は半減、なんとかもってほしい。
急登が続きますが、山頂への最後の上り。ご覧のように南面は雪はなし、北面は少し残っている程度です。
守屋山東峰山頂。視界が一挙に開けます。ここで重いデジイチを取り出します。
北アルプスのパノラマ大展望。乗鞍岳、穂高、槍・・・・遠くはうっすらと白馬まで見れましたが、やや霞んでます。撮る機材をコンデジからデジイチに変えてもあんまり変わらず。カメラは霞を除去してくれません。
眼下には諏訪湖、遠くは後立山。背後の山なみは高ボッチ、美ヶ原、霧ケ峰だが、雪はほどんどない!
登山道を振り返ると、八ヶ岳。ここからは富士山は視界に入らないようです。
南アルプス。東側の展望が霞んでいるのが残念です。午後になれば日差しが変って映えて見れるでしょう。
南側は西峰に続く尾根、彼方には中央アルプスが望めます。
東峰での天空感を楽しんだあとは、一等三角点がある西峰へ。更に展望は広がります。
* * * * * * * * * *
次回に続く。。。。。