- 山歩き
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前週の3月末、菅平からの帰路、長野自動車道沿線の横川や妙義山のあたりで桜がほぼ満開であった。 山麓での桜開化も予想以上の速さ。
タイミングを失しないよう例年より早く4月第1週に、山麓の桜名所が多い山梨へ花見ハイクに出かけました。場所は山梨県中央市にある山麓の山の神千本桜。数年前に訪れたことがありますが、そのときはイマイチでした。
駐車場は中央市にあるシルクの里。スッキリした青空なら奥秩父八ヶ岳の山々が見れますがこの日は霞んでNG、甲府の街すらぼんやりしてます。このあたりはこの時期梅や桃の花が咲いて彩りを楽しめるんですが、わずかに点在。もう終ったのかな?
山乃神社に向かう桜並木は満開。山の参道は???
登山道入り口付近の桜も満開。
神社山頂に向かう参道。参道沿いに千本桜が咲いて登り竜の如く山頂まで続くというのがふれこみですが・・
麓や参道入り口のサクラが満開を過ぎた感じなので、標高が上がっていく参道の桜は丁度見ごろのはず。ところが桜の開花振りはパッとしません。桜の花の密生度が低いのです。よく見ると枝に実や葉があまりありません。
野鳥の声が聞こえます・・・・鳥が桜の枝をつついていました。多分、開花前の蕾を食い尽くしてしまっているようです。 登り竜が野鳥に食い尽くされて消滅したのか?
千本桜展望台近く。枝垂桜も桜の花の鮮やかさがない。しかもこの日の霞んだ空で桜も映えませんし、奥秩父や八ケ岳も見えません。
山乃神社に参拝。
ここからたいら山へ。辺ぴな山域なのか、誰とも出会いません。2014年に神社から大峠へ、そこから真っ直ぐ登ったところがたいら山と思っていましたが、たいら山は東側にあったようです。
大峠からのたいら山。晴れていれば西側に南アルプス連山が見れます。峠から林道を終点まで歩くと・・
たいら山への登山道。道を辿りますが、あまり歩かれてないようです。
たいら山山頂。標高934M、中央市最高峰の標識。まったく展望はありませんが、おなかが空いたんでここでランチ休憩。はじめての山なんですが、木立に囲まれて撮影したいアングルはないので登頂メモリーの自撮り。
たいら山から山乃神社へ戻り下山します。途中バリエーションで下ろうかとも思いましたが、国土地理院地図のハードコピーを持っていないんで断念。
登山道入り口あたりで、千本桜の山道をもう少しはっきり見れるアングルがないか探索しましたが、このあたりがベストのようです。中央市の看板写真には参道がピンクに染まった竜のようにジグザグに登っていく様が写されてますが、ネットで画像検索しても見つけられません。年によっても変わるでしょうし、この山域の自然界の環境変化によって再現はされないのではないでしょうか。2014年(お花見登山)と2016年ここを訪れて今回が3回目ですが、残念ながら竜の如く桜並木が登っていく様は期待しないほうがいいと思います。もし見れれば超グッドラック。
このあとは
南アルプス市にある大峰山・妙了寺に寄ってみました。桜の名所です。
満開が過ぎ散り始めの桜。
桜と寺社仏閣はなぜかマッチしますね。
帰路、田園風景のなかにサクラが綺麗に咲いている場所があり途中停車。
ほたる見橋公園というところです。
ほたる見橋から。ここも満開のピークを過ぎてますが、まだ見れます。
南アルプス前衛の山、櫛形山が背後にあるはず。晴れれば絵になります。
用水沿いの桜並木。
桜吹雪が舞いはじめた。
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