今回で3回目の鉢伏山、いつもながら眺望の良さに心踊らされます。
- 三百名山
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4月20日過ぎに鉢伏山への林道冬季通行規制が解除されたばかりですが、雪はまったくありません。ここも例年より雪解けが早いようです。
高ボッチの駐車場にはカメラ愛好家がいっぱい、真夜中からシャッターチャンスを待っていたのでしょうか。アルプス側は視界がいいですが八ヶ岳側は幾分霞んでいました。高ボッチは通過し林道を鉢伏山に進みます。カメラ愛好家にとっては高ボッチ山が有名のようですが、そのおかげで鉢伏山は静けさがあり・・歓迎です。
鉢伏山荘横の駐車場に停めます。(有料500円ですが、下山後時間があればコーヒーでも飲めば駐車料金を払うよりお得でしょう。)
駐車場の奥から廃屋になったロッジに向かって登ると
美ヶ原高原が目に飛び込んできます。長さ4KMにわたる高原台地、標高2千M級では日本一でしょう。苗場山は池塘のある素晴らしい高原台地ですが、アクセスがもう少し楽だと・・
鉢伏山へは標高差は100M足らず、15分。雪がなければハイキングシューズでも登れますが、ほとんどの方は高ボッチどまりなので鉢伏山は静かな散策が楽しめます。山歩きと云うレベルではないが、山のフレッシュな空気と天空の眺めが味わえる。
振り返ると北アルプス連峰の山なみ。ほぼ全域が見渡せます。
北アルプス北部、左から立山、針ノ木岳、蓮華岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳から白馬三山、小蓮華岳へ続きます。
東は蓼科山から八ヶ岳。やはり南東方面は霞んでます。
鉢伏山展望台。眺めも良くベンチもあり休憩するにはいい場所。御嶽山も見えます・・・・合掌。
南八ヶ岳と南アルプス。その間には富士山が朧・・・。
諏訪湖越しの南アルプスをズームアップ。鳳凰山、甲斐駒ケ岳、北岳、仙丈ヶ岳も視認できます。
近くにある美ヶ原とともにこの山域は筑摩山地と云われる。鉢伏山から高ボッチ山に延びる尾根は中央分水嶺をなし、西は犀川から千曲川~日本海ヘ流れ、東側は天竜川から太平洋へと続く。どおりで分水嶺の頂にある鉢伏山からの眺めがいいはずである。
帰路は歌碑コースへ。若山牧水夫妻の歌碑がありました。
歌碑を切り出してみました。
途中の小高い展望場所からの美ヶ原。大きな台地は圧巻で迫るものあり。
ズームの最望遠側135MMで撮ってみました。王ヶ頭のTV電波塔群が撮れてます。
次回は高ボッチ牧場から登山道を歩いてみたいと思います。お奨めは残雪期か秋でしょうね。
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次の目的地は長野道~北陸自動車道を乗り継いでで新潟、新発田市(しばたし)へ。今回のGW連休で最も楽しみ?にしていたメインの山です。