*蝶ヶ岳山頂から
- 山歩き
先ずは蝶ヶ岳山頂へ足跡を
もう昼近くなので東側は霞んでますが、梓川の渓谷をはさんで対峙する槍穂の眺めはくっきりです。今回持参したE-M10+望遠ズームをザックから取り出して撮影。
左から御嶽、乗鞍岳 そして焼岳。南と東方面は霞んで遠景はぼんやり。。。
大きな山容の乗鞍岳をズームアップするといくつも大きなピークがあるます。手前の右の岩峰は霞沢岳、二百名山ですがまだ未踏。やはり登ってない山が気になります。(笑)
蝶ヶ岳からのヒュッテ、テント場は山頂とヒュッテの間にあります。右は常念岳の南稜、その先には大天井岳への稜線が続きます。
アングルが広がるヒュッテの北に移動します。
蝶ヶ岳山頂(右上)。遠くに南アルプスのシルエット、さらに左にはうっすらと富士山。
展望台へ。見応えのあるアングルは幸いにもスッキリとした青空です。
北面のパノラマ展望。槍からの表銀座稜線が続きます。
常念岳南稜を目いっぱいズームアップ。パワーのある方は三股登山口から常念岳~蝶ヶ岳へと日帰りで周回されます。
大天井岳(二百名山)、ここもまだ未踏。ズームだと山小屋(大天荘)が見えます。蝶槍も右端に入ってます。時間があれば蝶槍まで脚を延ばしますが、今回はカット。
表銀座縦走路越しには、昨秋登った野口五郎岳(中央)と裏銀座ルート。ブナ立尾根からの歩きごたえたっぷりですが、稜線の天空感は半端じゃないです。
槍ヶ岳の右肩はクライマーだけが立ち入ることの出来る北鎌尾根。手前の尾根は東尾根から西岳~表銀座縦走路。尾根から頭を出しているのは水晶岳(黒岳)。
稜線にはミヤマキンポウゲがいたるところに咲いてますが主役は槍穂、前ボケで撮ってみました。
槍ヶ岳をズームアップ。カメラ本体はO社ですが望遠ズームレンズはP社のLumixという変な組み合わせです。最望遠側150MM目いっぱいで撮ってみます。
槍ヶ岳の肩にある山荘を100%で切り出してみました。三脚もなく手持ちで撮りましたのでブレてるかなと思いましたが、意外にも山荘もハッキリ、槍沢からのジグザグになった急登の登山道も見えます。
同様に100%で切り出し。コルにある奥穂高山荘と右は涸沢に下るザイテングラート。登山者2名(右下)が登攀中。まだ、ピッケルとアイゼンの世界ですね。
今回持参のE-M10はエントリークラスのミラーレス16M(画素数)。24M画素のペンタミラー一眼だともっと明るく鮮明に撮れるでしょうが、かさ張るし重いです。ハイキングコースならともかく山歩きの場合、私にはミラーレスを限度とするのが賢明な選択のようです。三脚?到底無理です、綺麗な芸術写真はカメラマンにお任せします。(笑)
上高地と梓川を見下ろします。
蝶ヶ岳はミヤマキンポウゲの宝庫。群生が稜線のいたるところに見られます。
ちょっとアップで撮ります。
ここで北アルプスは見納めて、E-M10からコンデジTG-4にバトンタッチ。
あっという間に時間は過ぎ、13時半。これ以上はタイムリミットなので下山開始。
帰路は往路で目にした花を撮り直し。
まめうち平で小休憩し、三股へ下ります。
三股登山口へは16時15分過ぎに通過。
通行禁止となっている路肩崩落現場、下山時にはブルーシートがかけられていました。森の広場と三股駐車場の間には落石も多く山側が崩落しているところが多く見られます。シーズン中は車両の通行量が多くなるので、車両通行禁止にするか或いはマイクロバス運行にした方がいいのかもしれませんね。奥にテントが見えますが、登山届の申請場所のようです。
森の広場駐車場は16時40分前に到着。上り約5時間、下り約3時間のコースタイムです。標高差も1,470M以上あり、平均勾配も14度近くあるんで楽ではありません。久々のロングコースでしたが、気分は爽快。ほりでー湯に立ち寄り温泉に浸かり定番の信州そばを味わって帰宅の途に着きました。