*三ツ頭からの権現岳
- 山歩き
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ギボシから下りに、三ツ頭越しには雲上の富士山がみえる。ガスが多くなってきた。
① ミヤマキンポウゲ
もうすぐそこが権現小屋。小屋から権現岳山頂は近い。
② ハクサンイチゲ
10時40分、権現小屋に到着。小屋前の切り株で出来た椅子に陣取る。
小屋で飲料水を補給、ラーメンもおでんも販売していましたが・・持参したパンを食べるしかない。→贅沢をいってはダメですね、気持ちいい山の空気が一番です。眼下には編笠山と青年小屋。こうみると編笠山は独立した山なんで展望を楽しむなら編笠です。
③ コイワカガミの群落
11時前に小屋を出て権現山頂へ。ギボシを眺めるとひとつのピークとしても存在感十分。ガスが湧き上がって、だんだん霞んできた。
④ ハクサンイチゲ 山頂直下にいっぱい。
⑤ ミヤマシオガマ !(^^)!
⑥ ミヤマキンポウゲの群落 !(^^)! (*_*)
5分ほどで権現岳標識に着きます。 ここにもハクサンイチゲ。
山頂はこの上です。最後の岩登り。
権現岳山頂、2,715M。数人しか立てない山頂です。 二度目の登頂。
11:10 下山開始。あっという間にガスに覆われて展望なし。
⑦ チシマギキョウ っぽいですが? ムシトリスミレのようです。(よしころんさん、mlmlmomoさん ありがとうございます。)
下りは三ッ頭に向かいます。北の谷側からどんどん雲が湧いてきます。
⑧ 道端には キバナシャクナゲ
三ツ頭の尾根は樹林に覆われています。
三ッ頭、ここは展望のいいピークなんですが、北から吹き上げる雲で尾根の南側しか見れません。
権現岳山頂全体が一瞬見えますが、それでもガスってます。こう見ると権現岳は精悍なピーク。
三ツ頭を少し下ると木戸口への分岐。12:18 山頂へ至るいろんな尾根があるようですが、ここから「アトノ尾根」と呼ばれる尾根を木戸口~八ヶ岳神社へ下ります。
シラビソの森を下ります。書き添えておきますが、八ヶ岳は虫が結構いますので防虫対策が必要です。私はハッカ油+防虫ネットで防御しました。(笑)
⑨ 知らない花ですが多分、ネバリノギラン? この時期に歩かれたヤマレコメンバーの記事によると
このあたりは展望がよさそうですが、ガスでなにも見えず。
⑩ ムカゴトラノオ これも同様です、トラノオまではなんとかわかりますが
木戸口には13時前に通過。この尾根でいろんな花があったが撮り損ねている。この時期の差ヤマレコを覗いてみたが、花の宝庫のようです。
延命水、前後した方によると枯れているとのことです。
14時、ようやく八ヶ岳神社付近の横断歩道にでます。
遊歩道で歩きやすいですが、アップダウンあり。ここまで下って登り返しは結構です。(笑)
⑪ タツナミソウ らしいですが、はじめて見ました。ヤマレコを参照。(ヤマタツナミソウのようです。)
⑫ 多分 ニガナ?
14時半、観音平へ到着。
今回、青年小屋より先のコースは初めてですが、見晴らし、岩稜帯もありバランスのとれたいいコースだと思いました。展望だけなら編笠山で十分ですが、青年小屋から先には山の花が一杯です。見逃した、見過ごした花も多くあります。 権現岳往復なら、三ツ頭からアトノ尾根を下るのが歩きやすいでしょう。青年小屋~権現岳の岩稜帯は上りに使った方がいいと思います。 歩行距離は12.3KM、最大標高差は1,200Mですが、平均勾配は11°なので案外楽な登りです。近ければ何度も登ってみたいコースです。権現岳へは天女山から登るコースがありますが、前三ツ頭までは展望がなく、青年小屋経由の方が気分的には登りやすいように感じました。#58942;予報だったが、やはり梅雨明け直後でスッキリしませんでした。それでも全体としては充足感のある山行でした。 最後まで拝見戴きありがとうございました。
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