- 山歩き
今回は長野側・扇沢駅より立山黒部アルペンルートで立山・室堂に向かいます。
室堂へは過去2回いずれも富山側・立山駅から入りました。前回3年前は立山駅で前夜車中泊をして翌日立山三山日帰り弾丸登山となりましたが、今回は自宅を朝出発ということもありアクセスの近い扇沢から入ります。三連休の最後の日でターミナル駅前の有料駐車場は順番待ち、無料の大町市営第一駐車場も満車でしたが第二駐車場に停めることが出来ました。私も何度か利用させて戴いてます市営駐車場にはアルペンルート客だけでなく、針ノ木岳や爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳方面への登山客も多いです。身支度して扇沢駅ターミナルへ。
駅の周りは既に紅葉が進んでいます。天気も良さそう。!(^^)!
扇沢の先には後立山・爺ヶ岳が見えます。
12時半のトロリーバスで黒部湖へ。
約6KMの関電トンネルを抜けると黒部ダム。
ダムの向こうに見える稜線は立山連峰、青空が広がり幸先良い予感。
ダムを覗いてみると、放水されていました。(観光放水)全長492Mアーチ型でえん堤の高さは186M。毎秒10トン以上の水が日本一の高さから噴き上げる放水は大迫力です。
堰堤を対岸に渡ります。穏かに水を湛える黒部湖はダークブルー。遠くに見えるのは水晶岳と赤牛岳のようです。
西岸からの黒部湖はダークグリーン、ダムの崖の上は赤沢岳。ここで観光される方はいろんなダム関連スポットを周ることが出来ますが、我々はスルーして先を急ぎます。黒部湖駅から乗り継ぎのケーブルカーで黒部平へ向かいます。
標高差約400Mを約5分で一気に標高1,828Mまで運んでくれます。
黒部平パノラマテラスからの眺め。黒部渓谷越しには針ノ木岳と蓮華岳。
紅葉の黒部平、眼下には黒部湖、その先は北アルプス裏銀座ルートの峰々。今年もチャレンジする機会を失した北ア最深部の赤牛岳が眩しく見えます。
パノラマテラスから見上げる大観峰から東一ノ越の黄紅葉(トップの写真)は圧巻。こんな毒っぽい写真掲載してスイマセン。
黒部平からロープウェイで大観峰へ。眼下のタンポ沢は紅葉真っ盛りで錦秋の絶景。
標高差約500M、距離1.7KM 支柱がないロープウェイは約7分で大観峰へ。3連休の最後の日の午後の上りなので待つこともなく乗り継ぎできました。
標高2,316Mの大観峰展望デッキからの黒部湖。黒部平と大観峰の紅葉はまさに圧巻の風景です。
左端の山は白馬岳、右端の山は鹿島槍?
大観峰からはトロリーバスで立山トンネルを室堂へ向かいます。
上下線のトロリーバスがすれ違う立山トンネルの中間点は立山(雄山)のほぼ直下。バスは関電トンネルのトロリーバスと同様電気で走行しています。
約10分程で立山室堂ターミナルに到着、14時半前です。ここまでは観光ルート。
駅舎をでると秋の青空に映える立山が目の前に飛び込んできました。