夜叉神峠からの北岳と間ノ岳。
- 山歩き
10月最後の山行は南アルプス前衛の山へ。夜叉神峠から杖立峠まで往復する予定だったのですが夜叉神峠登山口に着いたのが8時半ば。時間的に往復できないことはありませんが、今回は夜叉神峠までとしました。
登山口のある夜叉神の森からの眺め、紅葉が真っ盛り。
いきなり急登で案外きついですが紅葉の眺めに助けられます。
標高を上げていくとダケカンバの黄葉。
峠にある小屋に着きました。
小屋の前から、野呂川が流れる渓谷をはさんでまじかに迫る白根三山の眺めがいいです。小屋で豚汁を戴き早々と昼食。
ズームアップ。 北岳、日本では標高第二位。
間ノ岳、奥穂高と並んで標高第三位の山。
農鳥岳、二百名山の中では唯一標高が3千メートルを超える山。まだ未踏のまま。
南に目をやると、塩見岳。
峠へ上る途中樹間から富士山の頭を見ましたので、小屋の方に近くで眺めのいい近場はないですかと聞いてみたら、「杖立峠の先か観音岳までいかないと・・・、短時間だったら高谷山によってみたらどうですか」とアドバイスあり。5年前の春に杖立峠まで往復したことがあります。その先にある観音岳への往復をしたいと思っていたがいまだ実現できていないです。
峠から分岐に戻ってそのまま南へ尾根を登ります。高谷山への稜線は紅葉が真っ盛り。木枯れした樹間からは櫛形山が見えます。
その山塊越しに冠雪した富士山が見えました。
ミラーレス150mmの端でズームアップ。夜叉神峠からは南アルプス主稜線しか望めませんが、高谷山への登山道からは富士山、甲府盆地、大菩薩、奥秩父の峰が視界に入ります。
山頂はほとんど展望はありませんが、西側斜面から北岳、間ノ岳が見えます。
北側の樹間からは甲斐駒ヶ岳、
鳳凰三山のうち観音岳、薬師岳がかすかに見れました。
高谷山頂から分岐へ戻り、北岳を見納めて夜叉神の森へ下ります。
秋の紅葉・黄葉が楽しめました。
樹に巻き付いた紅葉 奇妙な悪戯?はじめて見ました。*芦安への林道脇で