久しぶりに奥多摩・檜原村の浅間嶺に行ってみました。登山口は払沢の滝駐車場、GPSをスイッチONして9時半過ぎにスタート。
晴天だが風が強い との天気予報でしたが、谷あいの集落を縫って上る登山道なのか穏やかです。
福寿草が見られる群生は時坂路にある民家の斜面にあります。梅はピークを過ぎていましたが、枝垂桜が何本もあり桜の季節はのどかな春の風景が見られるでしょうね。
期待通り福寿草がちょうど見頃でした。とりあえず一枚、帰路にゆっくり撮ることにします。
1センチもない小さな花がところどころに咲いていました。春の訪れ?
林道と交差するところにトイレ、ここを横切って時坂峠に向かいます。
峠からは茶屋までは舗装林道。時坂路と古道を辿る道はなかなかいいコースですが、唯一この舗装林道区間が興ざめです。左には松生山から浅間嶺へ続く尾根が見えます。時間があれば寄ってみたいと思います。
峠の茶屋からは奥多摩北部の展望が開けます。左に御前山、右は大岳山。
峠の茶屋の先にあるそば処みちこは昨年末に閉店、帰りに食べてみようとおもったが残念です。すぐ近くの水場から採ったフレッシュな水で練ったお蕎麦は好評だったようですが・・
沢沿いの石畳の道を浅間尾根へ向って登ります。
ようやく尾根へ。
奥多摩西部の展望が開けます。
木枯れの陽光がいっぱいの樹林帯と落ち葉の浅間尾根登山道は歩きやすく快適です。
今回は尾根へ直登せず展望休憩所へ向かう北側の巻道を進みます。
休憩所から浅間嶺展望台へ。さて、今日はたぶん見れるだろう。
まず展望台から、笹尾根越しの富士山です。ここは奥多摩南部ではベストの展望かもしれません。都心、丹沢、富士山塊、大菩薩、石尾根、奥多摩三山とほぼ全方位の見晴らしです。
左から三頭山~御前山、御前山~大岳山、大岳山~馬頭刈尾根。クリックしていただくと拡大しれ見れます。ご覧あとは←で戻ってください。
三頭山~御前山の奥にはまだ冠雪した奥秩父主脈、雲取山、鷹ノ巣山も見えます。
分岐ポイント、今回は未踏の松生山へ往復してみます。まつおいやま。
浅間嶺よりも標高がほんの少しだけ高いんですが、伐採された尾根の登りからの展望は浅間嶺展望台よりも眺めがアップグレードされます。お天気が良ければ、松生山まではいかなくともこの伐採地まで足を延ばすことをお薦めします。
約25分ほどで松生山山頂。ソラーパネルとアンテナが設置されています。
松生山山頂標識、933.7M。
笹尾根の奥、道志の山々の右には富士山。アングルが変わったのか富士の姿が
宝永山火口、須走側のすそ野まで見えました。
都心側も視界が開けてますがガスってます。
松生山から尾根を戻ります。途中古道の水場へ下るバリエーションがあればと探してみました。なだらかそうな枝尾根がありましたが、踏跡もないようですのでそのまま下りました。あとから調べてみましたら沢の上流部から松生山山頂にでるバリがありそうですが、斜度もきつく難度は高そうかも?
尾根を分岐へ戻りますが、先ほどの伐採地から雲取山をズームアップし切り取ってみました。山頂避難小屋が点となって見えます。今年も登りたいですね。
時坂路を下る山道には途中舗装林道が交差しますが、福寿草は陽のあたる斜面にところどころ群生しています。払沢の滝駐車場には14時半に到着、出発してちょうど5時間といい山歩きになりました。
バス停まえのちとせ屋さん、昨年ここで買った「檜原とうふ」が美味しかったんでまた買って帰りました。 **********