山乃神千本桜~たいら山へ登り、帰路は関原峠から慈雲院へ下りました。
関原峠までは気分よく歩けましたが、その先の下りは最悪!「ハイキングコース」と思って入り込んだら大変です。
4月7日 日曜日、今春の桜開花期間は長いんで、昇り竜のような桜並木の参道が見られるのかな。密かに「花見登山」を期待して出かけたんですが、今までと同様 桜の花は点在し期待したような咲きっぷりではありませんでした。標高差が4百M程度あるんでほぼ同時にやっぱし無理のようですが、今まで見た中ではマシな部類。
山乃神社参道入り口。
曇天なんで桜も映えませんが、
今回のメイントピックは山歩き、そして参道から山道へ。
山乃神社からたいら山へ向かいます。
登山道の所々に掲示してある地図には実線でたいや山から関原峠経由で下るルートが表示してありました。「日本三名峰眺望遊歩道」案内地図をみると、だれでも歩けるハイキングコーというニュアンスで受け取れます。”三名峰”とはどこぞや???
たいら山は今回2度目、文字通りたいらなお山です。
山頂に近づくと倒木、ひどい状況です。山頂がフラットで風の抜けが強いんでしょうか? 最近は台風や悪天候でどの山も倒木が目立ちます。ひどい、年々ひどくなります。
地球温暖化の影響でしょう。ここ数年台風や風水害が多発し被害が頻発し人的にも経済的にも多大な影響を及ぼしています。温暖化の原因は人類、我々ひとりひとりの責任でもあるでしょう。
たいら山山頂で休憩したあと、関原峠を経由して下山することにしました。
峠までは荒れてますが、赤テープで数十メーターごとにマークしてあり、尾根筋なんで迷うことはありません。
関原峠。ここからは沢筋のコースを下ります。
ところがとんでもないコースでした。ハイキングシューズで山の神千本桜コースを登って戻ればいいですが、千本桜コースのつもりで関原峠経由で下山するのはお薦めしません。標識やテープでルートは判別できますが、あんまり歩かれてない。荒れてます。
倒木が多く伐採処理も進んでいないが、これは仕方ない。危ないのは深く堆積した落ち葉、関原峠からの登山道はえぐられた沢に設けられて落ち葉が一杯溜まったままになっています。ほとんど歩かれてない様です。落ち葉だけだったらまだいいですが、枯葉の下は枯れ枝や小石が結構多い。滑ったり捻挫しやすい。ハイカットの登山靴を履いてきて正解でした。不快などろんこの道、ヤブ道もありますが ここは歩きづらくワーストの部類ですのでしっかりした登山靴着用してください。
特に下りは要注意で慎重に下らなければなりません。破線のバリエーションと思った方がいいです。掲示の地図に、「このルートは荒れてます、危険個所あり」と書き添えるべきですね。
ようやく林道に、不快な道から脱出してほっとしました。たいら山山頂からは誰とも会わず、歩く人は希少のようです。 ここから慈雲寺へ下ります。
慈雲寺からのどかなシルクの里山麓を駐車場へ戻ります。
途中にある法乗寺の桜、満開に近いです。
麓にある小高い丘から王塚古墳を眺めます。数日前訪れた時よりも満開になってますがまだ西側は開花途上です。
駐車場近くからの山乃神を見納めて帰宅の途へ。
もうこれで今年の桜は打ち止め、となるはずでした・・・・
参考までに:ミラーレスのEVF(ビューファインダー)の焼付が今回の山行で発生。センサーのゴミではなく撮れますが、ファインダーにゴミが付着したようで見難い。速く直してもらいたいのでネットで修理受付してもらい直接新宿の修理センターへ持ち込みました。今回は無償修理ですが次回は有償とのこと。この焼付は『太陽光が直接EVFに入った場合に発生し、再発もある』と納得しがたい説明でした。「これは本来不具合でメーカーが防止対策すべきこと」と指摘しましたら、焼付防護フィルムを貼れば再発の可能性はかなり低減するとのことでフィルムを貼ってもらいました。若干フィルムの色がかぶりますが自分でEVFの色調調整で自然な見え方に近づけました。ネットで”EVF焼付”を検索したら、O社のEVFのドット数が高い機種(M1,M5)で発生、特に視度調整ダイヤルを+側にした場合発生するようです。私も+側に調整してあります。