群馬県・藤岡市にある「桜山」です。
- 山歩き
平成最後の花見はやはり山上でということで、花見登山に相応しい山を探してみました。 近場で探したら奥武蔵(秩父)の美の山(公園)がありましたが、結構知られているんで混みそう。あまり知られてない穴場的なコースはないかと探してみました・・・・ありました。 ずばりその名も「桜山公園」、美の山よりほんの少し先の群馬県・藤岡市に在ります。
藤岡市の名所案内で見ると晩秋~初冬の冬桜で有名なようですが、ソメイヨシノが約3千本山頂付近にありハイキングコースもある。名前負けしてないかとヤマレコで見てみたら、意外いい感じの風景と眺望のようです。これは見逃すことは出来ない!今年最後の花見登山に行こうということになりました。
関越道本庄児玉ICで下りて鬼石(おにし)へ。 登山口は八塩温泉からと鬼石神社からの登り3時間ほどロングコースと1時間半ほどで登れる三波川(県道分岐)口があります。 ロングコースは往復5時間はかかりますので花見登山にはTOO MUCH ! 手っ取り早く登れる三波川口からにしました。
三波川第二集会所の空き地が駐車場に指定されているようで、そこに停めました 天気のいい土曜日なのにまだ一台の車もない、あたりも静けさが漂っていました。花見だけを目当てにいくなら山頂直下まで車で行けます。山頂の北側と南側に駐車場があり、15~20分ほどで山頂へ行けるようです。三波川に停めるのは私たちのようなハイカーしかいないかもしれません。
桜山公園への登山口です。
登山コースは普通の山道ですが、あまり歩かれていませんので落ち葉が多い。そして、ここも倒木が多い。それでも不快感はないコース、唯一途中で車道を横断するのが興ざめです。
車道を横切ってからは尾根筋でところどころ木の階段があり、見透しもよくなります。
山頂直下を取り巻く外周路にでるとサクラ並木が続きます。
右回りに進むと文字通り「桜山」、満開はすぎて散り始めでしたが見ごたえ十分。
ソメイヨシノの淡いピンクが山頂から流れるように多い尽くす様は圧巻。
ここは「さくら名所百選」に選ばれているようです。群馬ではもうひとつ「赤城南面千本さくら」が百選に入っていますが、ここ「桜山公園」はノーマークでした。
山頂西側を巻いて歩いてきた外周路も桜並木。
北側にでると展望台、西側には御荷鉾山(東と西)。左端は雨降山という名前の山のようです。
日本庭園広場の池には公園管理棟と休憩所があります。
折り返して山頂へ。この登りも桜並木です。
桜山山頂、591M。ここでランチ休憩。
山頂北側の樹間からは真っ白に雪をかぶった浅間山。展望台からはカマトリ山の西側山山麓から頭を出していました。ほんのちょっと標高と角度が変わると見えるんですね。
南面 上州のやまなみ越しには、方角的には左の山は雲取山、右は和名倉山(白石山)だと思います、たぶん。
左の山のアップ。真ん中が雲取山で右のピークが飛竜山?のような気がします。
帰路は往路からみた桜並木の尾根を下ります。
咲き始めたツツジとのコラボです。
往路とは別の沢コースを下るつもりだったんですが、分岐を見過ごしてしまったようで結局往路を折りかえすことになりました。
帰りついでに巨岩の名所、三波石峡に寄ってきました。
途中鬼石から淡いピンクの山頂の山が見えました。
桜山です。見事に桜がぎっしり詰まった山頂部をズームで撮ってみました。
平成最後の花見登山楽しむことが出来ました。