奥多摩 日の出山・北尾根から眺めた境界尾根 2月1日
- 山歩き
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青梅丘陵
先月は1月20日、年末に歩いた青梅丘陵を軍畑から逆コースを辿ってみました。
軍畑から雷電山への直登バリルートが何カ所もありわかりにくかったので、結局峠からのハイクコース。低山ルートですが、アップダウンもありトレーニングには悪くありません。
物見山のコルからの奥多摩西部。前回の記事のトップの写真と同じ場所からRX100M3で撮ってみましたが、TG-4に比べると写りは圧倒的にいいです。 やはりセンサーサイズと画素数でM3に分があり、TG-4と比べると細部のコントラストもよく色調も自然でレタッチする必要はほとんどありません。でもブログに掲載する程度ではぱっと見 変わりません。あとは花のマクロですが、小花はTG-4の顕微鏡モードに分がありそうです。
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大塚山・境界尾根~日の出山・北尾根
月が替わって、2月1日土曜日 天気も穏やかなようで急遽奥多摩へ。遅出ですが、御岳園地の駐車場に着いたのは10時頃。今月末までは無料で開放されています。10:15に駐車場を出発。
御嶽神社へ向かう大鳥居の前を横断しそのまま大沢川に架かる橋を越えると、この日登る境界尾根の末端に出ました。久しぶりのバリエーションルートです。
民家へ上がる小さな舗装路を上がると右端に取りつき口がありますが、何の標識もありません。
最初は急登が続きます。踏みあともありますが、不明瞭なところも多い。但し尾根ルートなので杉の樹林帯でブッシュもなく、尾根のセンターを外さなければ大丈夫です。またヤブ漕ぎするところもありません。(笑)
ブナ樹林が混在する明るい尾根にでると古里駅からの一般登山道に合流します。取付き口からここまで約1時間半くらいかかりました。 孤高の登りで大塚山の手前までは静かな歩きを満喫出来ました。
アンテナ鉄塔がある大塚山に到着、ここまで約2時間弱です。山頂からは奥多摩西部の山並みが一望。
ここで30分ほどランチ休憩。樹間からは鍋割山、大岳山から御前山への尾根のシルエットが見えます。
御岳山麓の古民家の脇を抜け、神社はスキップして日の出山へ向かいます。
14時頃に日の出山山頂へ到着しました。土曜日ですが、ハイカーも少なく静かな山頂です。
枝間からの富士のあたま↑
枝間からサルギ尾根越しに富士の山頂部がちょい見できます。「日の出山から富士が見られる」なんて登山者のほとんどが気づきません。デジタルズームで撮った写真を切り取ってみました。
下山は破線の日の出山北尾根。かなりの急勾配ですので慎重に下ります。
上りの境界尾根の下部が見えてくれば麓の光仙橋~大鳥居はもうすぐです。
御岳園地駐車場には15:25に到着。 低山ですが、上り下りともでバリエーション久しぶりの「山登り」。なまった体にはいいトレーニングとなりました。でも翌日は内腿が痛かった!
久しぶりに「山に登った」という実感あり。!(^^)!
山歩きもインターバルを開けると体が弛んできます。怠けると悪循環になりますが、最近イレギュラーに発生する腰痛もありハードな山登りはちょっと自重していました。ドクターからは重いものを持つのはよくないとアドバイスあり、つまり重いザックは禁物です。
私の場合ほとんどが「マイカー」、「日帰り」でほぼ確実に「天気が良い日」しか山登りはしないことにしています。それでも長時間雨の中を歩くことが出来る雨具上下を必ず入れてあります。ここ数年雨具を使った機会はほとんどありません。またザックの中身をチェックしてみると「使わないモノ」が多いです。山登りでは万が一の場合に備えることも必要で「高尾山」でも「北アルプスの山」でも同じ装備で登れと云われます。ダウン、ウインドブレーカー、予備食、救急セット、靴の簡易修理キット・・登山の小物といった「使わないモノ」が大半でチェックリストどおり詰め込んだら荷物は増えるばかり切りがない。体力がある強靭な方は詰め込んだ重いザックでも担げれるでしょうが、年齢とともに体力が知らず知らずのうちに低下し不具合もでていきます。欲張らず、思い切って取捨選択するしかないという思いが強くなってきます。
己のポジションを知って選択=身軽にすることの方が楽(らく、たのしい)な山歩きが出来ると思います。どっちみち山登りは自己責任です。こんな勝手な自己解釈で(笑)最近は「余分なモノ」を判断し 携行装備を軽量化しつつあります。やはり軽くすると楽ですし早く歩けます。!(^^)!
雨具のパンツは緊急用として凌げれる超軽量のタイプを昨夏購入、カッパはゴアテックスですが一層の軽量タイプを選んで、ウインドブレーカー兼用とすることにしました。上の写真↑、カッパを収納したポーチにスペースがあったので+レインパンツを入れてみましたが、御覧のようにコンパクトです(比較のためにスマホを置いてみました)。極端かもしれませんが、ザックのなかは「食料と水」さえあればいいという思い切った発想もあり。山頂で温かいラーメンを食べるという「贅沢な願望」は捨て去って(笑)、出来るだけ身軽にしてその分歩きのレベルを維持できればと儚い思いです。
人生に於いても、年を重ねる程に余分なモノはすてる、身軽にしていく。断捨離できるようにしたいと思うこの頃です。