山梨には有名な桜の名所が数多くありますが、今年は比較的人出の少ない韮崎エリアに絞りました。
- 旅・ドライブ
中央道韮崎インターで下り、釜無川を渡って「武田廣神社」横の駐車場から花見スタート。
神社の境内にあるサクラも見事な咲きっぷりです。
ここは日本武尊の御子である武田王を祀ったことに由来する神社と伝えられています。武田王の亡骸は「わに塚」に埋葬されたとのこと。
わに塚のサクラ。左の鉄塔の上に富士山が写って・・・いない、霞んだ上に逆光。微かに富士山、見えますか? 露出をーにすれば富士が浮き上がるがサクラがダークになる、露出を+にすればサクラはスッキリするが富士は霞んでしまう。どちらをとるのか、ほどほどにしておくのか。 面倒ならオートにしましょう。(笑)
反対側からですが、やはり遠景の八ヶ岳は霞んでます。ほぼ満開でタイミングはピッタシですが・・春霞が濃くなる時期です。
サクラの下の花畑が綺麗でした。平日の午前の早い時間帯なので、それほどの人出はありませんでした。
昨年は同じ日に身延山延暦寺にしだれザクラを見に出かけましたが、今年は昨年よりも1週間ほど開花が早いようなので、山梨北西部へ。「わに塚」のサクラは2回目ですが、家内は初めてです。
人出が多くなる前に移動して、近くの願成寺へ。
ここは穴場です。背後の山は甘利山~千頭星山。
願成寺の駐車場に停めて
サクラ並木の「願い坂」を上ります。
鳳凰山 願成寺。ここも以前駆け足で寄ったところですが、今回は本堂に参拝。ソメイヨシノ、しだれ桜が楽しめます。
名前の通り雪をまとった鳳凰山が眺められます。多分、観音岳?
ここから釜無川沿いに北上し徳島堰のサクラ並木へ。
堤防沿いですが、この通りは旧甲州街道です。7~8分咲きでした。隣の北杜市には有名な神代ザクラがあり、ここは穴場です。この徳島堰は南アルプス市まで続く農業用水路。全長17KM、いつか歩いてみたいですね。
サクラと南アルプス。後景は鳳凰山、左から薬師岳、観音岳、地蔵岳。
最後は中央線 穴山駅へ。後は荒倉山標高1,132M、鳳凰山、甲斐駒、八ヶ岳や富士山が望めるとのこと。マークしておきます。
隣にあるのが穴山サクラ公園。ここの駐車場は中央線で通勤される地元の皆さんも駐車されますが、まだ十分なスペースがありますので駐車させていただきました。サクラの季節、週末に停めるのは厳しいかもしれませんね。
エドヒガンザクラが百本ほどあるサクラの名所ですが、ローカルで平日なのか閑散としています。!(^^)!
ここから新府桃源郷を散策スタート。ここが本日のメインコース。電車なら穴山駅で下車して新府駅まで歩くというオプションもあります。
駅の東に在る能見城址に登ります。山頂には城跡、樹林に蔽われて展望はありませんが、途中の林道からは鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳が良く見えます。下界のサクラも春の山里感を演出。
新府城址までの桃源郷ハイク、片道約3KMの歩き。のどかな田園風景風景、茅ヶ岳も近いです。
サクラはここでも見頃でしたが・・
サクラの開花が約1週早いので桃の花も期待したんですが、モモの花はまだのようです。
例年は4月前半が桃の花の見ごろです。早く開花するヨミましたがモモは例年通りなのかな? それでも日当たりの良さそうな桃の木には、少し開花していました。
桃も幾分か早い開花かも しれませんね。
道端には、花々が咲いて和ませてくれます。
中央線と荒倉山、奥には甲斐駒ヶ岳。
桃の花が満開で、特急あずさが通るショットを撮ってみたいですね。
新府城址公園に着きました。
新府城址。武田勝頼によって築城、織田軍の侵攻を前に城を焼き払って岩殿城に落ちた悲劇の城跡です。
城址公園でもソメイヨシノはほぼ満開。ここも人はまばらで静かな花見が楽しめました。
ここで小休憩して穴山駅に戻ります。帰路は七里岩ライン西側の桃畑を縫うコース。
終始鳳凰山が視界に入るハイク。 富士川方面は霞んで富士山が見えなかったのは残念。
満開時は見ごたえあるでしょう。
山梨はももの名所ですが、甲府や勝沼エリアよりこちらが落ち着ける感じです。
こんな感じ、いいです。!(^^)!
畑で作業されている地元の方に出会う。 遠巻きに「こんにちは!(^^)!」と挨拶、相手からも「こんにちは」と返ってきました。 農作業中でもマスクをされてました、思わずこっちもマスクをしっかりかけ直しました(恥ずかしい!)。そう云えば、農道や田舎道を歩いていらっしゃる方でも例外なくマスクを着用されていて 山梨の皆さんの意識の高さには感心しました。
穴山さくら公園に戻りました。
我々が歩いたコース。歩行距離は7KM、のんびりと2時間半の里山歩きを楽しむことが出来ました。