今回は中央道で山梨・大月市にある百蔵山へ、3月16日 水曜日。
TGBゴルフ場からの百蔵山。TGBとはホールではなくバスケットに入れるターゲットバードゴルフのことのようです。
中央道で山梨・大月ICで下車、国道上り猿橋方向に戻って、中央道高架下をくぐって七保町下和田地区へ。大月市営グラウンドの横に駐車場と百蔵山登山口バス停があります。百蔵山(ももくらやま)は初めての山。
その先にも登山口駐車場があるということでそのまま進みました。舗装路ですが、狭い道で3ナンバーの車でギリギリ、対面通行する場所もほとんどありません。(軽自動車以外での走行はお奨めしません)
終点の駐車スペースは未舗装で3台くらいは駐車できるかもしれませんが、迂回するスペースも残しておかなければなりません。(写真を撮り忘れましたので、登山口ナビから借用)標高600Mでショートカット出来ますが、停めるにはなんとなく心細く不安感がある、トイレもない。戻って大月市営グラウンドの駐車場に停めることにしました。
この写真の右(西側)にある第四駐車場に停めました。南側に見える山は九鬼山~高畑山でしょうか。標高は440Mで、先ほどの登山口駐車場までのコースタイムは約20分ですがここなら安全そうです。
9時20分頃出発。上って行くとすぐに二又路。右は東コース・扇山方面、左は百蔵山(西コース)登山口。右に見える山が百蔵山のようです。
途中に「キレイなトイレ」があります。有料@100円ですが、たしかにキレイでした。山中や登山口にあるトイレは概してキレイではありません。このように清掃メンテされたトイレは歓迎です。清掃維持にも費用がかかります。入山料も含め@300円くらいは徴収しても妥当のように思えます。「山のトイレだから汚くても仕方がない」というのもおかしいし、「無料だから汚れる」という悪循環とモラル低下を招いているかもしれませんね。「山登りはタダで楽しめるレクレーション」という概念はもう捨てたほうがいい と云うのは異論でしょうか。
道端のスイセン、春らしさが感じられます。
山門がありますが、神社か寺院?
百蔵山登山口 09:45。この右側が前述の駐車場ですが、狭すぎてお奨めしません。
沢沿いの樹林帯を登って行きます。この日は温かいというか、登っているとむしろ暑いくらいで吹き抜ける風が心地よく感じます。
巻いて尾根筋にでると見晴らしの良さそうな場所に出ます。この写真の右上には霞んだ富士山、でも霞んでほどんど見えず。スッキリした日ならいい展望台でしょうが。
百蔵山稜線分岐、標高約900Mくらいです。
見透しのいい稜線、百蔵山山頂が見えます。
百蔵山山頂、ちょうど11時頃です。
秀麗富嶽十二景七番山頂ですが・・・
この方角に富士山が見えるはずですが、うっすらと霞んだまま。秀麗富岳十二景は見れず!
北側は権現山方面。
11時40分に下山開始、コタラ山分岐から東コースを下ります。
分岐から連続したクサリ場やトラロープのある急坂があります。東コースを登って、西コースを下りる方がいいかもしれません。
駐車場には12時50分過ぎに戻りました。初めて登った山ですが、東コースの急登部分を除けばハイキングコースで3時間余の歩き。季節的に今頃が登山適期の山だと思います。もう一度登るなら、見晴らしのいい稜線のある西コースをピストン往復したいですね。
駐車場からは大月市街、岩殿山が見れます。この日の富士山はずっと霞んだままでした。
帰路は名勝、「甲斐の猿橋」へ寄ってみました。
日本三奇橋のひとつがこの猿橋です。
渓谷が深く橋脚が建てられないために、橋脚を使わずに両岸から張り出した四層のはね木によって橋を支える構造で、笠木を付けた木造で出来ています。基本的にはアーチ構造の概念ですね。
猿橋からは談合坂SAへ、スマートICから中央道に入り帰途につきました。