3月25日 蛾ヶ岳山頂からの四尾連湖
- 山歩き
天気予報ではこの日は温暖、前週に続いて山梨へ出かけました。今回はもう少し奥の御坂山地の蛾ヶ岳(ひるがたけ)に脚を延ばしました。登山口は四尾連湖(しびれこ)。どちらも難しい読みです。(笑)
中央道・甲府南ICで下りて市川大門(市川三郷町)へ、県道409号(四尾連湖公園線)で山間部の集落を縫って20分ほどで終点・四尾連湖駐車場に着きます。全線舗装路で道幅も余裕があり楽々走行です。
9時過ぎですが、私たちが最初のようです。Pは「蛾ヶ岳登山専用駐車場」で水明館第二駐車場。駐車場の南側にはWC(水洗トイレ)もあります。最初に駐車料金を400円を払いに行きます。四尾連湖畔にある水明館まで歩いて3~4分、水明館は国民宿舎で四尾連湖のキャンプサイトを運営管理しているようです。数組のキャンパーがいました。
9時半過ぎに駐車場北にある蛾ヶ岳登山道入口から出発。標高は約900M、ここが県道409号線の元々の起点のようです。登山道はこのすぐ右へ入ります。(真っ直ぐ進むと四尾連峠まで行ってしまいますのでご注意を、と水明館の方からアドバイス戴きました。)
尾根までは急登ですが、風もなく穏やかで歩き易い登山道です。
25分ほどで大畠山稜線へ。標高1,100Mくらい。
小高山の巻道からは蛾ヶ岳らしき山が見えます。アップダウンはそれほどなくなだらかな尾根道が続く。
尾根道からトラバース道になると、前々日の雪がまだ残って木橋の上は凍結。未凍結の端側はなんとか歩けます。
西肩峠 標高1,150M。峠から山頂までは急登の尾根。
15分ほど登ると山頂が見えてきました。
蛾ヶ岳山頂に到着。開けた山頂からまず目に入るのは富士山。霞んでいますが、これだけ大きく見れれば十分満足出来ます。山頂のベンチは富士山を眺めるプレミアムシート、ここで昼食をとりました。
北面は甲府盆地と八ヶ岳、写真には入り切りませんでしたが奥秩父の金峰山も見れました。
西側は南アルプスと富士川流域、その間には櫛形山。稜線は白根三山と鳳凰山。見下ろすと登山口の四尾連湖と駐車場が見えます。こうして眺めると四尾連湖はカルデラ湖のように見えます。
樹間から南アルプスを眺めながら下山。復路は大畠山分岐から四尾連峠経由で下ります。
四尾連湖、湖畔はキャンプ場でこのあたりは下界っぽくなります。
駐車場へは13:15着。上りは約1時間半、下りは1時間20分、3時間弱のユル登山。本日も山中で出会った方は4名のみ、静寂のなかの歩きはいいですね。市川大門の碑林公園からのコースもありますが片道2時間ほど余分にかかります。標高900Mの四尾連湖からショートカット出来て楽です。歩きやすい登山道、眺めのいい山頂ということなしです。ポピュラーな登山地図やガイドブックに載っていない山ですが意外な穴場。紅葉の季節にまた来れたらと願っています。
帰路の途中、市川大門にあるサクラの名所、金剛山宝寿院に寄ってみました。
高野山にもゆかりのあるお寺のようです。山門をくぐり・・
境内のサクラはほぼ満開。ここは枝垂れ桜で有名のようです。まづはお参り。
鐘楼とサクラ。
枝垂れ桜、バックは残雪の八ヶ岳。ピントはサクラですね。
サクラと鳳凰三山。バックがボケ過ぎでした。 街や公園のサクラもいいですが、やはり自然に囲まれたサクラがいいですね。
今年も桜を見ることが出来ました。 歌詞にもあるように、春が来るたびにまたひとつ年を重ねます。