今年は山間部のサクラの開花も昨年より1週間ほど早いようです。
まず岩殿山へ。山頂への直登ルートは3つありますが、畑倉登山口に駐車して登ります。他の2ルートは通行禁止になっています。
登り出すとすぐに秋葉大権現。雲と霞でイマイチ映えませんが、あたりは桜が満開に近いです。
短距離コースですが、急登が続きます。
カタクリが登山道沿いに咲いていました。
カタクリが見れたなんて望外!(^^)!
もう直ぐ山頂です。
岩殿山、秀麗富嶽十二景八番。標高は634M、スカイツリーと同じ標高です。この日は御覧の通り、雲で富士山が見えません・・・
望遠でよく見ると山頂部が雲の合間に望めます。
山頂で小休憩して畑倉登山口に戻り、次の真木お伊勢山へ向かいます。
甲州街道(国道20号)を笹子方面へ、真木交差点で右折 桑西下真木線(510)北上します。
真木温泉の直ぐ近くにある大神社鳥居前の駐車場に停めて、ハイクをスタート。
ここは真木お伊勢山の桜花見と山稜伝いに歩く五福参りです。
大神社鳥居前から真木トンネル横の道を南進し、辻道を東へ向かうと五福参りの順路の案内標識があります。この小尾根を登っていきます。
最初の根神神社を過ぎるとサクラの山が続きます。
「桜三千本」と云われています。
2番目の天満宮への上りから見下ろしたサクラの山。
天満宮を少し下った見晴らしポイントで本日のランチ休憩。空がスッキリすれば富士山が見れるはずですが、この時期になると霞空がおおいですね。
滝子山が見えます。稜線は寂ショウ尾根、丁度2年前に登った破線ルート。迷うところはありませんが疲弊させられるコースだということが思い起こされます。
大神社鳥居から直登する参道と合流します。
ピンクに染まったサクラがいいアクセントです。大神社で参拝し次に愛宕神社へ向かいます。
愛宕神社を過ぎるとお伊勢山への案内標識。
まだまだ桜の山が続きます。
真木お伊勢山山頂。ここには大月市出身の著名な山岳写真家、白籏史郎さんの顕彰碑が建てられています。山愛好家ならずとも多分幾度かは同氏の写真にふれられていると思います。
ここが「富士山の眺めが日本一美しく見える山頂」と同氏が選定したお伊勢山ですが・・・
生憎の天気です。また来年も?寄ってみたいと思います。すっきりした晴れ日であれば「日本一美しく見える富士山」を眺めてみたいですね。
平日でしたが、人出は疎らです。ここは静かに花見を楽しめる絶好の穴場かもしれません。
真木お伊勢山は先ほど登った岩殿山とともに「大月市秀麗富嶽十二景八番」となっています。十二景ですが数えてみみると19座。このうち12座は登頂すみ、残るは7座(姥子山、小金沢山、笹子雁ヶ原摺山、大蔵高丸・ハマイバ、高畑山・倉岳山)ですが、7座をトライしてみたいというモチベーションが湧いてきました。
ラストの福正寺の前からのお伊勢山。どんよりした天気で写り映えがしない、オートでなくホワイトバランスと露出はマニュアルで設定しないとダメですね。
案内図より切り取ったコース
①根神神社 ②天満宮 ③大神社 ④愛宕神社 ⑥福正寺
(画像をクリックすると拡大)
今回のハイキングルート。
辻から眺めた真木お伊勢山の南陵のサクラ。右のトンネルは真木トンネル。
自宅近くの公園や遊歩道のサクラ並木もいいですが、山に咲くさくらを見るのは格別です。
健脚な方なら、岩殿山から稚児落とし・天神山を縦走しお伊勢山へ下るのもいいと思います。