ツヴァイジンメンからリンダーバーグまで小ゴンドラで、そこから稜線が続くトレイルをホルネグリへ。
ツヴァイジンメン駅から5分ほど歩くとリンダーバーグへのゴンドラ駅に着きます。平日なのか人出は少ないようです。
ゴンドラ駅前で牛が出迎え。
GSTAAD山域の案内図、これから歩く山域をトリミングしました。
ここツヴァイジンメンのゴンドラ駅からリンダーバーグRinderbergへ上がり、そこからホルネグリHorneggliまでプチ縦走し、リフトでシエンリードShoenreidまで下る予定です。
ゴンドラは多連式の4人乗りミニゴンドラです。このゴンドラもベルナーオーバーラント・パスが有効なのでパスを提示すれば乗車券を無料で発行してくれます。
ゴンドラの中間駅、脚力を持て余している方はここで下りましょう。
グシュタード方面の山が見えてきました。標高が上がるにつれ、展望が広がります。
とても長いゴンドラ、乗車時間は30分。
リンドバーグ駅には11時5分着。眼下の麓はツヴァイジンメンの街。この地域の天気予報は晴れ時々曇りですが、山には雲が漂っています。
リンダーバーグ駅横にはレストランあり。スイスのロープウェイ・ゴンドラ駅にはほぼどこでもトイレが設置され、水洗できれいにメンテされていますので安心です。またレストランや山小屋でもトイレは有料あるいはチップを払えば借りられます。
ここリンダーバーグからホルネグリまで約6.5KM、コースタイムは1:50ですが、スイスのコースタイムは休憩時間はまったく含まず日本のコースタイムよりキツイ。大よそ表示コースタイムの最低1.3掛けくらいを指標としておいたほうが無難だと思います。11時10分過ぎにトレッキングスタート。
リンダーバーグのピークへの急登がありますが、標高差70Mほどです。
登山道沿いには一面の花畑。
標高を上げるにつれて展望が広がります。
リンダーバーグの標柱、標高2075M。
全方位、山の連なり。雲のないくっきりしたスカイブルーなら稜線が映えるでしょうが、ちょっと残念。
サクラマンテマ(サクラソウ科)
これから歩く稜線に沿った登山道がくっきりと見えます。これぞ、私の描いていたアルプストレイルのイメージです。
このあたりは黄色い花が多いです。
谷越しの左の山はWistaetthorn 2362M、右の山はGiferspitz 2,541M、
シレネ・ブルガリス(シラタマソウ)
Parwengesattei 1985M、近くにスキーリフトの駅があります。右の標識Horneggli-Gstaadへ向かいます。
トレッキングコースは南から西に方向を変えて進みます。
ナデシコ科?
パルヴェンゲPalwenge 標高1836M、Lenkに下る分岐。牛舎があります。
標識にはドリンク、チーズ、ソーセージといったメニュが木の板に書かれています。この先にあるレストランのメニューなのか???
テュベグラーベTubegrabe、テュルバッハに下る道。
登山道は牛のお通り。
シモツケソウ?
山奥は3千M級の山群。
ミヤマオダマキ?(カンパネラ科)
レンクLenk側の展望が広がります。
ホルンフルーHorinfluhにある山小屋・レストラン。ここでランチをとることにします。
サラダはシェアし、グラーシュスープを戴きます。味はまあまあ。
ホルンフルー1949Mの西側を巻く道を30分余歩いてホルネグリのリフト駅に向かいます。
樹林帯を抜けるとリフト駅舎に出ます。
ホルネグリからリフトに乗車。このあたりは夏の避暑地、ハイクやアウトドアとしても楽しめますが、冬のスキーリゾートとしての方が有名です。特にグシュタードは冬に富裕層が多く訪れるリゾートのようです。
麓にあるシェンリードの集落が見えてきました。牛も昼寝中?
シェンリードのリフト駅に到着。ここから逆コースでリンドバーグ~ツヴァイジンメンをまわるのもいいです。
この日歩いたトラック、距離約6.9KM 休憩を含む行動時間は約3時間10分。やや下りでアップダウンがありますが、我々にはちょうどいい適距離と時間でした。
ほとんどが尾根の歩きで、展望に恵まれたトレッキングコースでした。
シェンリードの駅でツヴァイジンメン行の列車に乗車。
本日のルート、ゴンドラ・リフト含めすべてB.O.パスでカバーされます。
車窓からの風景。ツヴァイジンメンで乗り換えてインターラーケンへ戻ります。