*Google Map、時間が吹き出し表示されていますが、訪問時でなくリアルタイムなので無視願います。
トリュンメルバッハからバスでシュテッヘルブルクへ。駐車場があり、マイカーの方はここからロープウェイでミューレンやシルトホルンへ向かうことが出来ます。週末の土曜日、ロープウェイ乗り場には列ができ、最初の便は乗れず次の便でなんとか乗れました。満員なのでここはマスクを着用します。
そこからロープウェイでギンメルワルトへ上がります。ほとんどの乗客はギンメルワルトで接続するミューレンへのロープウェイに乗りますが、ギンメルワルトで下りる乗客は我々含めても4~5名です。
ギンメルワルト???・・・・Gimmelwaldという名前すら知りませんでしたが、たまたまYoutubeのあるチャンネルで「スイスで最も美しい村」のひとつとしてして、昨年訪れたエヴォレーヌとともにギンメルワルトが紹介されていました。観光客も少なく、ミューレンとの間を上り下りするハイカーくらいのようで、静かな山村の雰囲気を味わうには絶好のスポットです。
ロープウェイ駅前から南に向かう道沿いに集落があります。ここからいろんなハイキングコース、トレイルがあるようです。雨も上がり、青空が出てきました。
ギンメルワルト集落を散策してみることにしました。
ロープウェイ駅前にある小さな小屋。
以下、集落の家並みや道端に咲く花々の写真を掲載しておきます。また集落を取り巻く山々の眺めが素晴らしいです。お時間があればご覧ください。
レストランのあるシャレー。ホステルなのか?
後景の山はシュバルツメンヒ(左)、フェレンバーグフライエリとゴールデンホルン(右の2峰)。
Dianthus Carthusianorum カルシアノルム、ナデシコ科のようです。
木造の家、年季が感じられます。
調べましたが、余りにも似た花が多く同定できず。
エキウム・ブルガレ 和名はシベナガムラサキ のようです。
南に見えるのは左からチンゲルホルン、チンゲルシュピッツ、グパルテンホルン、ビュッツラッセ、ボルデレビュッツラセ。
セラスチュームcerastium、ナデシコ科
上の麓にもシャレーや小屋が点在。飾りっ気のない普段通りの営みを感じる集落です。
山羊が放牧されています。途中でカウベルの音が聞こえましたが、牛は見当らず。
セキチク? ナデシコ科の花のようです。
寒い時に備えて薪が積み上げられています。木造ですが、どれほどの年数で木板を貼りかえるんでしょうね?
花検索してみたら Lychnis chalcedonica、クロス十字?
ジギタリス、オオバコ科 キレイな花ですが調べたら薬草のよう、毒性が強いので素人が扱うとマズイようです。
ちょうどよい展望休憩スポット(Picnic Bench)があったので、ここでランチ休憩。ジンバルカメラで撮った動画よりスクリーンショット、シュバルツメンヒ(左)、フェレンバーグフライエリとゴールデンホルン(2峰)
左上のツインピーク右下の雪山がユングフラウです。中央奥はグレッチャーホルン、エベネフルー、ミッタークホルンといった3,900M峰。あの稜線の向こうにはアレッチ大氷原が広がっているはず。
雲がないシャッターチャンス、ユングフラウ山頂4,158Mをズームアップ。
なんとも表現しがたいのですが、心地よい時間が流れます。
水飲み場、家畜用だと思いますが、きれいに花が飾られています。
何時までも居たくなるギンメルワルトですが、ロープウェイ駅へ戻ります。
ギンメルワルトからはロープウェイでミューレンへ。 本日のルートはすべてB.O.パスでカバーされます。
ミューレンに立寄るのは30数年ぶり、当時とは変わらない風景。変わったのは観光客、インド・中東系の方が多いです。また日本人らしきは見かけず、東洋人のほとんどは近隣の観光・中国からの観光客。
ミューレン鉄道BLMでグルッチアルプへ、さらにロープウェイでラウターブルンネンに下ります。
Picnic Bench からのもう1枚の写真、これはスマホで撮ったショット。広角ならスマホで十分なのかな。