バスでレンク駅に向かいました。駅で見たのは、なんと「高野山」行の「南海電車」?(+_+)
7月9日 この写真は南海電車のHPより借用しました。
前回記事アデルボーデン~レンクの続きです。
レンク駅前バス停から駅に向かうと
カラフルな車両がホームに入線していました。 あれ~???
近づいてみると、なんと「南海電車」!(+_+)
「高野山行」?でした。(笑) (+_+) 見世物でなく運行、この電車でツヴァイジンメンまで乗車しました。
なんで!?!?1? 帰ってから調べてみると、
MOB(モントルー・オーベルラン・ベルノワ鉄道)と南海電鉄の姉妹鉄道協定(2017年)が結ばれ、翌年2018年夏から「
高野山ラッピング電車」を
MOB鉄道が運行していたのです。当初はモントルー~ツヴァイジンメン区間を限定的に運行ということでスタートしたようですが、この日はレンク~ツヴァイジンメン区間を運行していました。運よく乗り合わせることが出来ました。
南海電鉄の記事もありますので、よろしかったらご覧ください。
MOB鉄道はスイス国内の鉄道会社でも珍しい狭軌道(レール幅1M)の路線です。従ってモントルー~ツヴァイジンメン区間から先のシュピーツ・インターラーケンへはツヴァイジンメンで標準軌道の車両に乗り換える必要がありました。(上のレンク駅の写真、レール幅=ゲージは確かに狭いですね。)
昨年12月に
ゴールデンパス急行の客車が
狭軌道(1M)と標準軌道(1.435M)に対応出来るようになった(
フリーゲージ化)ため、乗客は車両を乗り換えることなく
モントルー~インターラーケン間の鉄道旅を楽しめるようになったとのことです。(但し牽引動力車は交換)詳細は
東洋経済オンラインの記事(←クリック)を参照ください。
上の写真はインターラーケンオスト駅で撮ったゴールデンパス・エクスプレス(GPX)の車両、たぶん新しいタイプだと思います。シックで落ち着いた気品あるいいデザイン、内装も素晴らしいです。ベルニナ急行や氷河急行も有名ですが、レマン湖を眺めるモントルーとユングフラウを望むインターラーケンを結ぶGPXは興味深々、全区間乗ってみたいですね。
南海電車も「ゴールデンパスエクスプレス」をラッピングして高野線で運行すれば、相互友好がさらに深まると思います。