SSブログ

【昔の写真】 スイスの尖った山 [海外の旅&回想]

過日、念願の槍ヶ岳に登ることができましたが、スイスの尖った山を想いだしました。

Eu_CH_MatterhornR.jpg

 

麓のシュバルツゼーからのマッターホルン。 昔のフィルム写真です。 


時は1990年夏にタイムスリップ。 (笑) 記憶をたどると・・・・・

前日は登山電車でゴルナグラートへ、マッターホルン、ブライトホルン、モンテローザの三山を眺め、この日はロープウェイを3つ乗り継いでクライン(小)マッターホルン3,883Mまで。

クラインマッターホルン.jpg

 

左がマッターホルン、右の稜線は南東稜。 中央の山はダン・ブランシュ。

絶景ポイントですが、ツェルマットから一気に2,200M近く上がった為、あまりの寒さと空気の薄さに負けて退散。 中腹のトロッケナーステッグ(標高2,900M?)に下りました。 下りたら体調は回復。 トップの写真は徒歩で麓のツェルマットまで下山する途中のレストハウスで撮ったものです。

ヘルンリヒュッテ.jpgマッターホルン北壁はアイガー、グランドジョラスとともに三大北壁と呼ばれていますが、 もっとも一般的なルートはヘルンリ稜(右の写真の真ん中の稜線)、標高差は約1,200M。 

NHKの女性ディレクターがこのルートを登頂する番組(グレートサミッツ)を見ましたが、高度感がスゴイ。 とはいえ超熟練者でなくともある程度の岩登りの経験者の方なら、プロのガイドにリードしてもらえば登頂は可能のようです。 

日本のマッターホルンと云われる槍ヶ岳。 槍の肩から頂上の穂先まで標高差約120M。 その約10倍の標高差のあるヘルンリ稜、あの槍の穂の緊張感が10倍続く??? とても耐えられません。 (笑) 

せめてマッターホルン稜線直下にあるヘルンリヒュッテ3,260Mまでのトレッキングコースは歩いてみたいと思いました。 そこから頂上まで続く急峻なヘルンリ稜を仰いで見たい。 またいつの日にか行けたら・・・・・。 次は野生のエーデルワイスも見たい。    夢で終わるのか・・・ (笑)


nice!(45)  コメント(22)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 45

コメント 22

コメントの受付は締め切りました
koh925

孤高で美しい山、マッターホルン
スイス旅行をしてから2年が過ぎました、また行って見たい所です
by koh925 (2011-08-22 20:12) 

OJJ

こんな魅力的写真にお目にかかるとは・・・この尖った山は雲が一部に掛ったものしか見ていません。大氷河も今はズイブンちいさくなったとか。デジカメを持って居なかった頃ですが・・。
by OJJ (2011-08-22 21:13) 

ひろたん

スイスの綺麗な山は素敵ですよね
感激です
こんな素敵な写真があるなんて・・・・

いつか登れますように
祈りがありますよね
いつかゆっくり行ってみたいです
もう帰って来るのが嫌だなんて思うのでしょうね
by ひろたん (2011-08-22 21:19) 

joyclimb

絶景ですね!
やはり一気に登ると空気の薄さに負けるのですね。

by joyclimb (2011-08-22 22:21) 

テリー

スイスアルプスは、40年近く前に、新婚旅行で行き、2年前に、また、スイスアルプスを中心に回りました。マッターホルンは、登るより、眺めながら、トレッキングするのが、楽しいですね。
by テリー (2011-08-22 23:38) 

nousagi

夢のあとをたどり、また新たな夢が。
楽しい夢はたくさん持つのがいいですね。
by nousagi (2011-08-23 10:32) 

tochimochi

やはりヨーロッパアルプスはいいですね。
いい経験をされましたね。
麓でもいいから行ってみたいです。
by tochimochi (2011-08-23 12:43) 

Terry

槍は「日本のマッターホルン」なんて呼ばれていますが、槍は槍で十分魅力があるんだから、そんな呼び方しなくてもと昔から思っています。
しっかし本場マッターホルンは写真だけでも大迫力なのに、本物をこの目で見たら凄いんでしょうねえ~。あ~本物見たいです。
知合いに仕事でパキスタン航空でパキスタンに行ったことがあるのがいます。K2の上空に来た時、わざわざ旋回してK2をよく見せてくれたらしいです。例え飛行機の上からでもK2も見てみたいもんです。
あ~世界には見たいものが沢山ありすぎます。
by Terry (2011-08-23 13:30) 

のら人

昔、会社の研修でチューリッヒに行って登山電車みたいなものに乗せられた覚えがあります。
しかし、それ以上の記憶は悲しいかな、残っていません。
残っている記憶は、昼間からワインとかビールをガバガバ飲んでいた事ぐらいです。(爆)
by のら人 (2011-08-23 18:53) 

rtfk

憧れの地ですね~!!
ぜひ一度訪れたい(^m^)
by rtfk (2011-08-23 19:17) 

kuwachan

3年前の夏に半日でしたがアイガー北壁を眺めながらトレッキングをしました。
スイスまた行きたいですね~^^狙ってます(笑)

by kuwachan (2011-08-24 00:45) 

ももこ

みんな金持ちが多いんですね、夢の夢、
財力も体力もなし。。。
by ももこ (2011-08-24 02:20) 

Lupin

素晴らしい景色ですね^^
スイスは一度行ってみたいです。
by Lupin (2011-08-24 22:53) 

mimimomo

おはようございます^^
スイスは素敵な場所が沢山ありますね~ また歩きたいです。
野生のエーテルワイズは数が減ってきているようで、あまり会えないようですね。
by mimimomo (2011-08-25 05:16) 

param

フィルム写真、味わい深くて素敵ですね。
私も野生のエーデルワイス見てみたいです。
夢を実現させましょう^^
by param (2011-08-25 06:34) 

よしころん

スイスはいつか必ず訪れてみたいですね~~♪
いいなぁ。。。
by よしころん (2011-08-26 06:55) 

Jetstream777

山を愛する皆さま、 コメントありがとうございます。

山登りをすることだけでなく、景色を楽しんだり、花の写真を撮ることもいいでしょう。
岩稜の山もいいし、穏やかの癒されるような山もいい。
小屋泊まりを楽しまれるのもいいし、日帰り登山でもいい。
それぞれのスタイルで山を楽しめばいいじゃないですか。 

以前書いたかもしれませんが、
私は長いブランクを経て、2年前に山歩きを再開しました。 
山歩きについては、まだ夢の途中です。 
仕事での充実感は当然ありましたし没頭もしましたが、
第一線を退いてみると、”仕事一筋”は、所詮空疎なものでした。
まさに、”夏草や兵どもが夢の跡”ですね。 

でも、失った過去を嘆いてみてもしかたがありません。 
何事も上を見ればきりがないし、下をみればきりがない。 
やり残したことがあるけど、天はこれからの楽しみを残しておいてくれたんだと解するようにしています。 (笑)
いろんな面において、自分の限界を感じますが、これも甘受するしかないんでしょう。 
脚力も、技量も、時間も、金銭面も、そして健康も。 いつまで山を歩けれるかという不安よぎらないでもありません。 今更嘆いてもしかたありません。 (笑)
 
今、山を歩けれる幸せと、夢を描く自分に感謝しています。

現役時代の私を知っている方々は、今の山歩きをしている私を知って(@_@;)しているでしょうね。 (笑)

今年の夏は、天気がNGですね。 今週も山はNG。 (^^;;;) 
もう秋風が吹きますね。
by Jetstream777 (2011-08-26 11:04) 

e-g-g

スイスの尖った山というタイトル、なんだか良いですね。
昔の写真はネガフィルムでしょうか、いや、ポジフィルムかな〜
味わいがありますね。
by e-g-g (2011-08-26 20:11) 

ken_trekking

僕もゴルナーグラードへ電車で一気に登った時に
外が雹が降っていたのでレストハウスまで走ろうとした
のですが、心臓が凄くドキドキしてしまい走るのをやめ
ました。やっぱり高度があるんですね。NHKでもそうでし
たが、ガイドと登る場合にも高度順応のために他の山にも
登らなければいけないのかなと。そうすると大ごとですね。
by ken_trekking (2011-08-27 10:23) 

旅爺さん

1枚目はマッターホルンで、2枚目はアイガー北壁にそっくりです。
爺もまたいつの日にか行けたら・・・・・。 次は・・・ハイジに逢いたい。笑
by 旅爺さん (2011-08-27 17:14) 

opas10

標高差1200mですか・・・槍の記事を読んだ後だと聞いただけでビビリます!
by opas10 (2011-08-28 11:30) 

makiwarikun

Jetstream777さんに続き、槍ヶ岳の登頂を果たすことができました。やっぱり良い山ですね。今回はほぼ槍沢コースでしたが、表銀座コースや飛騨沢コースからもまた登りたいと思いました。
マッターホルンも死ぬまでには必ず………う~ん、少し貯金しないと。
by makiwarikun (2011-08-28 16:56) 

トラックバック 0