秋も深まるこの頃だが

ここ２週ほどは、連戦のレースから解き放たれ放牧された馬のごとく週末はのんびり。　でも、駄馬です。　（笑）
天気もよくないので、丁度いい休養です。


先週末は、”国体”を見に行ってきました。


リード　　１２Ｍ以上のクライミングウォールを支点にロープをかけて登っていきます。　６分が限度です。


ボルダリング　　５Ｍくらいの高さのオーバーハングのウォールをよじ登る。

”山岳競技”　なるものが国体に含まれているなんて　初めて知りました。

今までデモ競技と思っていましたが、　なんと　国体の正式競技のようです。

リードでは、最後のキツイオーバーハングでほとんどの選手が落下。　ボルダリングではスゴイ角度のオーバーハング。　ＧＯＡＬまでたどり着ける選手は数少ない。

　
私もたまにボルダリングを楽しみますが、せいぜい垂直のウォール。　
オーバーハングなんて一歩も進まず３０秒程度しかホールドできない私には、本当に驚きです！
選手たちの技術・体力・判断力のレベルの高さを目のあたりにしました。
若かったら、積極的にやってみたいんですが　時既に遅し。　（笑）

人工ウォールでの競技はクライミングスポーツ、　実際の山登りとは異次元のスポーツですね。


・・・・・


登山靴のつま先部分が摩耗して、ソールの貼り換えに出しました。
丁度１年前に購入したスポルティバ・トランゴです。　

ソール自体は余り減っていませんが、つま先（ソールの先端）が磨耗　ラウンドラバーも傷ついています。
（ソールで先端がカバーされているタイプであればまだ履き続けることが出来たでしょう。）　
使用期間は１年いや実際は冬の間はヌバックレザーの靴を履いていたのでわずか８カ月位です。　
この靴での山行回数は多分３０回もありません。　但しそのうちいくつかは岩稜帯をつま先で踏ん張らなければならないキツイ登りも結構ありました。　
ビブラムソールは一般的に６０回の使用が摩耗の限度、耐用は５年までと聞いたことがあります。　
私の歩き方が悪いのか？？？　　とくに右脚のつま先の減りが目立ちます。　
左脚のソールの先端がかろうじて残っていますが、　右脚のソールのつま先部分はほとんど消失しました。　



私のようにソール先端の減りが気になる方は、ソールがつま先までカバーしているタイプの方がいいと思います。　

購入したＸＸスポーツに貼替えを見積もり、〇〇山荘にも問い合わせましたが　どちらもラウンドラバー交換も含めると２万円近く　納期は４０日の見積もり。　
外見はこのようにキレイですが貼替は一回が限度と云われ、純正ソールで貼替えても１年も絶たずに摩耗してしまえば高い修理代となります。　

ネットで調べたソール貼替業者の価格はソール貼替と加工費で１万円と約半額。　
但しソールは純正でなくＶＩＢＲＡＭのＥＶＡというタイプ。　ソールの硬度が低く摩耗度は早いかもしれませんが、ソールの先端までカバーされているので　もう少し長く使えるかもしれません。
納期は１カ月以内。　ソールの硬度に満足ではありませんが、残存使用可能期間と価格のバランス考え　やむなくここにソール貼替を依頼。

このスポルティバ、新品で買ったときは４万円近く。　ラウンドラバー交換を含む純正ソールの貼替なら２万円弱。　履ける期間はあわせて２シーズンであれば、１年で３万円近くのコストになる。　どう考えてみても法外な値段で　コストパーフォーマンスが悪すぎる。　　
問題なのは、　登山靴ブランドメーカーの上位モデルは専用のソールを使われているよう？で、それを一般の貼替業者に販売しない？　或いは仕入コストが高く使えない？ことである。
これだったら大半の方は貼替えでなく、新しい靴を買ったほうがいいと思うだろう。

昔の革の登山靴は一生ものとすら云われましたが、そんな時代ではないようです。　
履き心地、軽量化、岩場での保持力等が優先され、 一部のショップメーキングの品を除き　いまや完全に消耗品化。　
　結果として高いコストを払わされます。　ここ５年でスポルティバが４足目です。　昨年もう１足のヌバックレザーのＡＫＵのソール交換しましたが、　まだまだ使えそうです。　
オールレザーの方がやはり持ちそうですが、ＳＣＡＲＰＡやＳＰＯＲＴＩＶＡのような合成タイプが軽くてファッショナブル、履きやすい、　成型されているので靴ズレもなく　履き心地は圧倒的に優れています。　
とくに重いザックを背負うことのない私にはピッタリなんです。　

山貧乏にとっては腐心するところです。

でも、登山用品ってホントに高いですね。　
　

コメント 20

でも命を預けるものでしょうから高い安いは云っていられないのではないですか？
by 斗夢 (2013-10-09 18:46) 

斗夢　さん、　 云わんとされること、ありがたく。　でも、買う側にとっては払う対価はほどほどに適正であってほしいと思います。　→　貧乏人の立場からのコメントです。　（笑）
by Jetstream777 (2013-10-09 22:42) 

靴は持ちがいいことには越したことはありませんが
やっぱり履き心地がいいものが一番ですよね^^
歩けなくては元も子もないですものね。
by kuwachan (2013-10-09 22:43) 

熟達者のクライミングを見ていると手足が岩に吸い付いているようでビックリしますね。
さらにオーバーハングとなるとバランスに加えて腕力も相当必要になります。
ただ普通に登っている限りはこのような技術は必要ないので見て楽しむのがいいですね。
Jetさんのビブラムソールは薄いですね、これでは磨耗も早いでしょう。
私のは革靴と同じソールなのであまり磨耗は気になりません。

by tochimochi (2013-10-09 22:48) 

kuwachan さん、　登山靴は快適性と耐久性を両方満たす靴はなかなか無いことが分かりました。　（笑）　これも人生と同じく、どちらかを選ばなくてはなりません。　どこに価値をおくかでしょう。　履き心地がいい、これが本音です。　（笑）（笑）

tochimochi さん、　リードもボルダリングも見ている限りでは楽しめる競技ですね。　!(^^)!
鋭い観察眼！　このビブラムは薄いほうです。　岩稜帯の歩きを想定して硬く薄いタイプ。　　つま先以外はきれいで余り減っていません。　ぱっと見るとなんで交換？と思うでしょうね。　　次に買う靴は先端が丸くソールでカバーされているタイプか、ソールと一体になったコバが着いているタイプ（でも高い！）にしようかと思います。
by Jetstream777 (2013-10-09 23:27) 

おはようございます＾＾
オーバーハングになっているところを、クライミング（＠＠　　想像もつきません。やはりすごい技術力。
靴は重い革靴です。Goro-の製品です。歩く量が違うし、場所も簡単な所が多いわたくしは、もう4年くらいは履き続けています。あまり考えたことないわ。兎も角足にフィットすればと思って。
by mimimomo (2013-10-10 08:32) 

私の母校（高校）も出場してました。
ルールがどうなのかは知りませんが。
クライミングだとルールは明快ですがね。

by 山子路爺 (2013-10-10 11:46) 

国体で、こういう競技もやっているのですね。まあ、オリンピック種目に、もしｈかしたら、なるかもしれないって、テレビで、やっていましたので、国体の種目になってもおかしくないのでしょう。一度、見たいものですね。うちの娘も、学生時代、少し、やってました。小学生の時、1年の1/3も入院していた娘が、えらく変わって、びっくりさせられました。
登山靴の底の貼り換え時期、なかなか、難しいですね。しかし、剥がれると、致命的になりかねないときもあるし、かと言って、高いしで、とりあえず、剥がれたときの準備で、テープをもちあるいています。
by テリー (2013-10-10 12:00) 

足に良い靴は財布にキツイ？むむむ・・・
ハイキングレベルでは結構よさそうな靴の裏がぺロリ・・は良く見かけますね、私は荷作り紐とテープを持ち歩いています。５人以上に喜ばれた・・
兵庫国体の山岳競技？で摩耶山天狗道がコースに使われ、その部分だけウッドチップが敷き詰められたのを鮮明に覚えています。
by ＯＪＪ (2013-10-10 14:24) 

そろそろ騙された？と思って5.10のアプローチシューズを買ってみては如何ですか？
別に回し者ではありません。　＾＾；
１万円台で２年履いて使い捨て、です。
どうしても登れなかった、あの岩がスルスルと　・・・　って感じですよ。　＾＾
更に岩の多い登山道では、下りのスピードが全然違います。
勿論、国体の選手らもクライミングシューズはほとんが5.10だと思います。
by のら人 (2013-10-10 20:15) 

mimimomo　さん、　まさにクライミングというより、アクロバティックなスポーツですね。　GOROの革靴なら、ソール交換も問題ないし長く履けそうですね。　次に靴を買うときはGOROも覗いてみようかと思っています。　フィットしていればいいですね。　革靴は履いていると馴染んできますから。

山子路爺　さん、　半日ほど見ていたんですが、なんとなくルールがわかりました。
ボルダリングは2名が一組として競技するんですが、見極めと戦術も必要ですね。　
by Jetstream777 (2013-10-10 21:24) 

テリー　さん、　筋力、バランス感覚、判断力が養われいいスポーツと思いました。　
ソールはがれは予測が出来ないですね。　早めに交換するしかないでしょう。
私もテープ（捻挫用）と予備の靴ひもを忍ばせています。
by Jetstream777 (2013-10-10 21:30) 

ＯＪＪ　さんも　用意周到ですね。　サスガ！！　　さぞ喜ばれたでしょう。
山岳マラソンなんて国体の競技になりそうですが・・　ボルダリングもやってみると面白いです。　　持ちそうで、快適な靴は値段も高いです。
山セレブの金に糸目をつけない散財ぶりはスゴイですね。　
by Jetstream777 (2013-10-10 21:36) 

のら人　さん、　アドバイスとご推奨ありがとうございます。
５．１０のアプローチシューズは軽快そうで、トレランの方が多く履いてますね。　のら人さんのようなスピードランナーで　足首の強い方にはいいです。
私は残念ながら　ローカットの靴はダメなんです。　（笑）　ＴＯＯ　ＯＬＤ　ＴＯ　ＷＥＡＲです。（泣）　多分捻挫おこしちゃいます。　もっとトレーニングしないと。　（笑）
アプローチシューズでどんどん登れる方が羨ましいですよ。
ボルダリングはたまですが、　続けたいと思います。
by Jetstream777 (2013-10-10 21:44) 

人間業ではないと思うようなことをする人がいるんですね。(^^;)
すごいですね～。

靴にしてもなんにしてもあまり深く考えないのですが
ソールをもう一度張り替えるか、あたらしい靴にするかは
ちょっと迷います。

なんで、ソールって高いんでしょうね？
純正インクも高いですね。
関係ないですど・・・。(^^;)
by nousagi (2013-10-11 11:07) 

放牧ですか？今年は数々のＧ１レースに出走したので、蹄鉄も磨り減りましたね。
家の次男坊、陸上部で長距離やってますが、大会用と練習用のシューズは１年もたないですよ。一足1万円後半くらいですが、しょっちゅう買い換えてます。その度に「金がねえ金がねえ」と文句言ってます。

by Ｔｅｒｒｙ (2013-10-11 18:10) 

nousagi さん、　今回ソール交換に出したところは安いかどうかは、履いてみてのお楽しみです。　（笑）　貼替えか買換えか、コストは微妙なバランス。　メーカーと流通の巧みな商法です。
プリンターも酷い商法ですね。　私は補充インクを使ってます。
カメラのレンズもしかり。　レンズ付本体が、レンズの価格に近い値段。　
いくらいい製品をつくっていても、そんな商法が見えて辟易です。
by Jetstream777 (2013-10-11 21:07) 

Terry さん、　放牧が長すぎると、緩んじゃいますね。　これはマズイ。
いい成果を出すには、いい道具・・・ですね。　いい道具を使えば満足感もあるんでしょうね。　心理としては。
登山靴は消耗品と割り切るのがいいかもしれません。　今回貼替えに出したところ、Terryさんのご自宅から近いところです。　バックオーダーが一杯あるようで、職人が何人もいるようです。
by Jetstream777 (2013-10-11 21:14) 

ボルダリングも楽しんでいらっしゃるのですね。興味はあるのですが、さすがに私のような重量級では無理ですねぇ。体重が７０ｋｇを切った暁には、チャレンジしたいと思います。（一生無理か？）
私の場合、安いシューズ（ジェットさんの貼替代よりはるかに安いです）を大体２年毎に買い換えていますが、先般買い替えたばかりの３足目のシューズが気に入ったので、同じものを４足目としてストックしました。
by makiwarikun (2013-10-12 13:18) 

makiwarikun さん、　ボルダリングは山に行けないとき、　　たまにしか出来ませんが、ヘタです。　でも面白いです。　（笑）　靴は高いのでレンタルです。
足が頑丈な方ならどんな靴でもＯＫですよ。　私の脚は小さい方ですし、足首も弱い、捻挫はしやすいんで　靴にガードしてもらうしかないです。　気に入ったシューズが見つかればそれが一番いいですね。　!(^^)!　
by Jetstream777 (2013-10-14 10:31)